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1on1ミーティング>これが出来なきゃ形骸化

COLUMN

昨今、1on1という部下育成の方法を
とられている企業が増えていますよね。
ネットで検索しても1on1に関する、
目的や意義、やり方やツール、
指示する声と、時間の無駄!等
否定的な声とさまざまです。
(ここでは1on1には触れません、
興味がある方は、検索してみてくださいね)

1on1で大切なこと

この1on1を実施するにあたって、
実施する側の上司のスキルがとても重要になるのは、
言うまでもありません。

優秀な部下に対してなら、
上司側がそれなりのスキルであっても
成長していくので、この仕組みを取り入れるだけで
充分役目は果たすと思うのです。

しかし、より重要になってくるのは、
頑張っているのだけど、なかなか目が出ないとか、
いい部下なんだけど、成長が鈍い等、
少々、簡単ではない人を成長させるように、
上司側がスキルを高めていくことではないでしょうか。

生産性向上の時代だからこそ必要な1on1

昨今、言われている生産性向上!のためには、
優秀な人を伸ばすことももちろんですが、
ある意味、もうちょっと!と感じる人を
伸ばすことが大事なのではないかと思います。

つまり、上司の1on1のスキルが高まっていかないと、
この仕組み自体が、どんどん形骸化してしまう
のではないかということです。

私自身も会社員時代、
頑張っていたつもりではありますが、
決して優秀といえる社員ではありませんでした。

しかし、一人のコーチと出会うことで、
今言われている1on1と、
とてもに近い形でコーチングを
受けたことによって、大きく変わったのです。

だからこそ、
上司側にぜひ、そのスキルを高めていただいて、
この仕組みが形骸化しないように、
良いものとして定着してほしいと思うのです。
(一方で、決して上司側だけでなく、
部下側にも絶対に意識してほしいこともあります、
私も自分をすごく反省しました。
それは、またの機会に書かせていただきます)

1on1を実施する時に意識してほしいこと

そして、本題ですが、
上司側に意識してほしいことが、
「相手の本当の気持ちを引き出す」
ということです。

よく1on1を研修等で、見させていただくと、
相手の”気持ち”に焦点をあてずに、
”行動”にフォーカスしがちだなと感じます。

例えば、
部下「こんなことで失敗してしまったんです」
上司「なんで失敗してしまったの?」
部下「●×△」
(手段・方法に関する理由、自分が悪いという理由)
上司「じゃあ、これからどうする?」
という感じです。

とにかく気持ちはいいから、
目標を達成するために、どうしたら(行動)達成できるのか?
をひたすら考えるという形です。

これで、いい時は良いのです。
しかし、これで気を付けなくてはいけないのが、
”部下の本当の気持ち”です。
部下の本心はきちんと、話されているだろうか?
というところです。

人が動くメカニズム

というのも、人は、
感じる⇒思う⇒考える⇒行動する⇒結果
という形が一番スムーズに事が進んでいく流れです。

「やりたい」と思っていたら、
一生懸命に考え、そして行動にも力が入るのだけど、
もし本心では「やりたくない」と思っているのに、
”やりたくないけどやる”
では、行動に力が入らないですよね。

だからこそ、
「失敗して、どう感じた?」「どうなりたい?」
といった気持ちを質問することが大切です。

この時に、上司の側が気を付けるのが、
相手の本心はどこにあるのか?なのです。
ただ1回「どう感じた?」と質問したら、
気持ちが正直に話されるか?といったら、
そんなことはなかったりするのです。

例えば、先ほどの「失敗して、どう感じた?」
といったときに、
相手が「ヤバい」って感じました。
なんて答えたとします。

そんな時は、さらに
「何がヤバいと思ったの?」とか、
「どうして、そう感じた?」
といった質問を重ねていくことで、
だんだんと部下の本心が見えてくるのです。
(もちろん、この時にどんな答えでもOK!大歓迎!
という姿勢を示しておかないと質問が機能しません。
これもまた別の機会に書きます)

隠れているかもしれない本心

もしかしたら、
上司にまた怒られるからヤバいとか、
失敗してお客様に迷惑かけるから
ヤバいとかいろいろあると思います。

その本心を明らかにしたうえで、
「じゃあ、どうなったらいい?どうなりたい?」
といった思い(欲求・願望)を質問し、
考え(解決策)を引き出すのです。

このように丁寧に気持ちから確認していかないと、
相手も実は
「失敗してヤバい(感じる)」⇒「怒られたくない(思い)」
⇒「何とか穏便に済まそうとする(考える)」⇒「優等生な発言(行動)」
⇒気持ちが入っていないからうまくいかない(結果)
というようなループに入っていることに気が付かずに、
いつも仕事をしてしまっている
なんてこともあったりするのです。
だから、頑張っているけど成果が出ないという感じです。

でも、このループになっていることに
気付かせることが出来たとしたら、
さらに、相手にこの現状を
「どう感じる?(気持ち)」なんて質問すれば、
「上司の顔色うかがっててよくないですよね」
というように自分を客観視させることができ、
この本質的なところを気づかせてくれた
あなたへの信頼度や感謝の気持ちがわいてきて、
この1on1が本当に自分のためだったという
気持ちになっていくのです。

解決にむけて、まず「思い」を引きだす

このようなやり取りが毎回行われたら、
形骸化することはないと思います。

せっかくなので、先ほどの続きですが、
「上司の顔色うかがっててよくないですよね」
という答えに対し、
「じゃあ、どうなりたい?(思い)」
と質問します。

でも、ここでも上司のスキルが試されます。
相手は
「もっとお客様の方を向いて仕事しないとだめですね(考え)」
なんて話になりがちです。

でも、これは「考え」なので「気持ち」がとんでます。
「じゃあ、どうなりたいってこと?(思い)」
と気持ちの方にさらに意識を向けさせ、
「やっぱりお客様を大切に仕事をしたいです!(思い)」
という”思い”を相手から引き出すのです。

そうすると、
「そのためにどうする?」
ということをしっかりと、考えれば、
気持ちの乗った解決策(行動)が実行されていくのです。

つまり、
はじめに書いた、
感じる⇒思う⇒考える⇒行動する⇒結果
という流れを理解し、
そして、特に感じる・思うといった
「相手の本当の気持ちを引き出す」
というところを大事にするスキルを
身に着けてほしいのです。

いかがでしたでしょうか?

何かしらのヒントになっていたらと思います。

それでは、

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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