小林選手の金メダルの奥に見えたもの

yasui

こんにちは。
質問型コミュニケーション協会の安井です。

※本牧、海釣り桟橋からの日の出です

スキージャンプの小林陵侑選手が
見事金メダルでしたね!
おめでとうございます。

24年前の長野オリンピックの船木選手以来だそうです。

船木選手といえば、、、
私は当の本人よりも
団体戦での原田選手を思い出さずにはいられません。

「ふなき〜、、、」

原田選手はリレハンメル五輪で
自身のジャンプ失敗によって
普通に飛べば金だったところを
失敗して銀メダル。

そして、長野でも日本チームは、
快調な滑り出しだったところ、

リレハンメルを思い起こされる
自身の失敗ジャンプから、
2回目の歴史的大ジャンプで、
アンカーの船木選手に繋ぎ、
金メダルを取ったことを
覚えている方も多いかと思います。

でも、、、
実はその裏で、知られざるドラマがあったんですね。

私はつい昨日、、、
映画ヒノマルソウルを観て知りました。

観たかったけど、いつの間にか身損ねた映画でした。

なんとなく、家での話の流れで
その映画を観てみたのですが、本当に感動しました。

ヒノマルソウルはてっきり、
原田選手が中心の物語なのかと
思ってしまっていたのですが、

実はどの代表選手でもない、
長野オリンピックで落選してしまった、
リレハンメル五輪の団体銀メダルのメンバーだった、
西方選手を中心に描いた物語だったのです。

でも、これが本当に良かったのです。

何が良かったかというと、

人の生々しい感情です。

これが本当に剥き出しの物語で、
あまり書くとネタバレなので書きませんが、

本当に自分の正直な気持ちを
誤魔化したり、蓋をしたり、
見て見ないふりをしないこと、

たとえ、嫉妬や妬み、恨み、憎しみ、悲しみ、、虚無感。。。
そんな、マイナス感情に正直なままでいることで、
得られるさまざまな結果が、本当に引き込まれました。

それは、映画の中で描かれていた西方選手もそうだし、
原田選手ももちろんのこと、
そして、長野オリンピックの団体のメンバーからもれた、
後にレジェンドとまで呼ばれた葛西選手も同様です。

そんな映画を観た直後に小林選手の、金メダル!

しかも、聞くところによると、
小林選手は葛西選手の教え子であり、
日本チームの監督が原田監督と言うじゃないですか。

きっと妄想するに、いろんな人の思いの結晶が
この金メダルなんだなと思うと、感激もひとしおです。

ということで、
やっぱり思いました。

いつもお伝えしている
心と頭の方程式です。

どんなマイナスな気持ちであったとしても、
それにフタをしないこと、
マイナスをしっかりありのままに感じ切るから、
消化・浄化ができ、
プラスの結果となること

映画を見ると、それがしっかり描かれています。

でも、頑張っているんだけど、どうも結果が出ない。。。

そんな風に感じている方は、
日常生活のあらゆる場面で、無意識に、
その感情にフタをしています。

そして、いつの間にか、
そのマイナスな気持ちをそのままにしておくと、
それが当たり前になってしまい、
慣れてしまいます。

だからこそ、自分で自分のマイナスを
しっかりと感じとる、気づく。
ということがとても大切なのです。

でも、なかなかその自分で自分のマイナスは
感じ取れなかったり、気づけなかったりするものです。

これが、意外とリーダーであったり、
コンサルタントやセラピストの方に、
すごく多いな~と感じております。

普段から人への意識が強い分、
自分のことをつい後回しにしがちなのですね。

だからこそ、そんな時は、
信頼できる人に、
しっかり話(アウトプット)ということが、
とても大切なのです。

そうすることで気づけます。
気付けたらもうそれは半分解決したようなものなのです。

 

ということで、
あらためて、そのことを感じさせてもらった
映画と金メダルでした。

これからまだまたオリンピックは続きますので、
応援したいと思います!

それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!!!

もしかしたら、自分で気づいていないマイナスに
気付けるかもしれません。

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