リーダー研修を行っても、成果が出ないのはなぜか?
私は、この数年間、個人向けのコンサルティングやコーチング、協会のオンラインサロン運営に加え、
主に企業のリーダー向けにコーチング研修や1on1研修、質問型コミュニケーション研修を行ってきました。
コロナ禍が明けて、さらにコーチングや研修の需要が急増し、おかげさまで非常に忙しい日々を送っています。
(そのせいでメルマガの配信が後回しになってしまっていた、というのが言い訳です・・・)
今日はそんな日々のなかで、
・人手不足、優秀な人材の確保ができない
・人が育たない、育てられる人がいない
・売上が伸びない、安定しない
・社員とのコミュニケーションがどうすればうまくいくか(世代間ギャップ・ハラスメント・メンタルヘルス)
という悩みを抱えた経営者・リーダーの方に、役に立つのでは!と思った内容をシェアしたいと考えてメールを書いています。
文章がとても長くなってしまったので。。。3回に分けてお届けさせていただきますね。
・なぜリーダー研修の成果が出ないのか?
前述のように、いろんな場所で研修をやらせてもらいながら、じつはジレンマを抱えていました。
それは、リーダー研修をやって、受講生さんも真剣に取り組んでくれているのに、まったく成果が出ない企業がある。
という事実です。
私の実力不足もあるのかもしれませんが、ありがたいことに業績や人材育成の面において、大きな変化をされる企業もいらっしゃるのに、一部の企業においては本当に成果がまったく出ないのです。
その理由は明白で、
リーダー層だけが研修を受けていること。
つまり、
トップ(経営者層)とメンバー(現場)の認識不足
に原因があります。
リーダーがどんなに学んで実践しようとしても、それに対するトップの理解がなければ、トップ自身が、学んでいる内容と反対のことをやる可能性があります。
リーダーはある意味社長の鏡だったりします。トップが普段やっていることを、リーダーも自然と無意識のうちに刷り込まれてしまうことになり、学びが進まなくなってしまうのです。
しかもトップが学んだことを実践していれば、いい意味でリーダーも真似しようと思うのに、そのイメージがないので、余計に学びを遅らせるのです。
また、リーダーが推し進めようとしても、メンバーの意識が伴わないと、「何で忙しいのにこんなことするんですか?」「こんな時間無駄なので仕事してもいいですか?」「何でそんなに質問してくるの?」「わからないものはわからないので教えてください」と上司への半ば不満のように、言葉をぶつけてくるケースも起きるのです。
私たちが、質問型コミュニケーションで取り組んでいるのは、コミュニケーションの方法を根本的に変えること、なんです。
そのためには、関わるすべての人が変革し、成長していく意識を持たなければ意味がありません。
なんとなく、、、というつもりはなくても、リーダー研修をやれば変わるはず、、、という姿勢では絶対によくはならないのです。
トップ、リーダー、メンバーすべてに影響を与えるプログラムでなければ、意味がないとまで私は考えています。
とはいえ、どうやってトップやメンバーを巻き込んでいけばいいの??
という声が聞こえてきそうなのですが、長くなってきたので、その内容はまた、次回ということにさせてください。
楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです^^
ということで、今回は内容をご理解いただけましたでしょうか?
また反響ありましたら、教えてください。
※このメールに返信で結構です。
※ちなみに、このメールの最後に自社企業の現状を分析することができるようになる無料セミナーのご案内と、どこを改善し、どこを伸ばせば自社が一気に成長するのか?を診断するツール「会社のコミュニケーション通知簿」をお渡しする個別診断のご案内をさせていただく予定です。
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