コラムCOLUMN

「人生を変えた!私の質問型」

COLUMN

一昔前までは、考えられないような便利な時代になった。
もはやメールなしの日常はない。
 
テレビ電話も当たり前(夢の話でしかなかった(^^;)
いったいどこまで便利になっていくのか?
想像もつきにくい。
 
その便利の恩恵を受けてはいるものの一方で
「人間はそのうちダメになってしまうんじゃないか?」
なんてことも考えてしまう。
 
得るものがあれば、
一方で失うものがあるのは当然のこと。
 
ITの進化とともに人と人との関係性が希薄になっている、
わけわからない犯罪が増えているのも
そんな現れじゃないかなんて考えてしまう。
 
上司部下とのコミュニケーションや
社内でのコミュニケーションに苦労されている方も多いと聞く。
 
じゃあ何に苦労しているかといえば・・
伝えるということに苦労している方が本当に多いと感じている。
 
コミュニケーションとは
双方の意思伝達というのが本来ある姿だと思う。
この双方というのがキモなのに・・・
 
実は、かつて私も伝えることばかり
考えていた、
つまり自分のことしか考えていなかった。
 
コミュニケーション=伝えること
でしかなかった気がする。
 
伝えるだけだった。
聞くなんて全くなかった気がする。
 
 
相手があることはわかっていても・・
相手を思うことはあっても・・
聞くことは全く意識しなかった。
 
つまり自分は
勝手に相手はこうだ!と決めつけていたような気がする。
決めつけていて、それを正しいと思っていた。
 
本当は聞かないとわからないのに・・
相手をこうだと決めつけているから・・
 
表面的なことだけ見て・・
結果だけを見て・・
 
いや!それはそうじゃない!
そこはこうしなきゃダメだ!とか
こうしろ!ああしろ!と
女房や子供たちに言っていた気がする。
 
これでは対話じゃない。
全く双方じゃない。
 
当然反発はされるわ
喧嘩にはなるわ・・
 
いい関係になろうと思いながら
なんでわかってくれないんだと思いながら
常にギクシャクしていた。
 
まあ今思い出しても恥ずかしい(^^;;
 
それが変わったのは質問型を学んでから。
相手をまず尊重した、いやできるようになった。
 
相手のことをまず聞くようになった。
素直に聞けるようになった。
 
伝えること=聞くこと、になった。
180度の転換だ。
 
そうしたら・・
あ〜、そういうふうに思っていたんだ
あ〜、そんな風にやろうとしていたんだ。
 
思いや、やろうとしていたことを聞けたら
こちらが感動させられたことが何度もあった。
 
「わからなかったよ、ごめんな」
「そういうことを感じていたんだ」
「俺は勘違いいていた、ごめん」
息子や妻に素直にいつでも
頭を下げられるようになった。
 
多くの人が、伝わらないとなんとかして
わかってもらおうと必死になる。
それが逆効果になるともわかった。
 
私の中では伝えることの概念が
180度変わったことで・・・
 
実は人生も180度
変わったと思っている。
言葉にするとシンプルだけど
 
これは自分お人生において
ベスト3に入る大きな出来事なのだ。
 


※当協会の講座や、ここだけの最新情報やコラムの配信をしております。
質問型コミュニケーション協会メールマガジンの登録はこちらから