質問しても相手から答えがでない時が多いんです。。。
『 質問をしているのですが、相手に答えがないことが多いんです 』
このような質問を、「若い部下や後輩を持つ方」から質問されることが多いな~と感じます。
部下や後輩に質問する目的は、
・相手にしっかりと考えてもらいたい。
・自発性を育みたい。
そんな気持ちで質問をするのだけど、上手くいかないということです。
このようなケースは最近特に多く質問をうけるな~と感じます。
そのような時は、どうすればよいか、解決策はひとつではありませんので、
いくつか出してみる中から、自分にピッタリ来るものを選んでみてくださいね。
1.そもそも普段から関係が良好とはいえないケース
2.普段関係は良好である、でもこのような時に上手くいかないケース
まずは、1のケースについて考えてみたいと思います。
1のケースは、まずは車の運転で言えばアイドリング不足といった感じかと思います。
コミュニケーションには、3つの段階があります。
・気軽な挨拶の段階
・情報交換の段階
・本質的な話し合いの段階
です。
気軽な挨拶の段階というのは、いわゆる他愛もない話というものです。
天気だったり季節柄だったり、ニュースだったり等、、、
そして、情報交換の段階というのは、相手本人の話です。
どんな仕事をしているのか、そこでのやりがいや苦労等、、、
いろいろありますよね。
こうした日頃の積み重ねが、いざ本質的な話し合いになった時に生きるのです。
逆に言うといつも、こうした話なしに、本質的な話、、、
たとえば仕事でいうと、用件ばかりのコミュニケーションになってしまっていると、
そもそも、相手はこちらに安心感を持っていない状態なので、心を開きづらくなってしまっているのです。
いかがでしょうか?
特に講座の中でも、実際に自分が話している動画を見ると、自分では思ってみなかったけど、すごく顔がこわばっていて怖い、、、なんて感想を言われる方が多くいらっしゃいます。
もしかすると、それが原因かもしれませんよ。
そのために、相手に日頃から、
・相手に好意をしっかりしめす
・相手への興味・関心で質問をする
・しっかりと共感(認める褒める)
といった対話の流れでしっかりと気軽な挨拶の段階、情報交換の段階を踏んで、
しっかりアイドリングが出来ているからこそ、本質的な話し合いの段階へとスムーズに走ることが出来るのです。
いかがでしょうか?
ご自身のこと、ちょっと見直してみてくださいね。
続きはまた次回をお楽しみに!
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