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「今までは自分が間違っていた。 ごめん」協会講師林俊一より

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こう見えて私は小学校から大学まで
野球をずーっと続けてきた。
 
今と違い
当時の野球部は
殴られるのが当たり前。
 
先輩や監督のいうことには
何があっても逆らえない。
 
事実は白であっても
先輩が黒といえばそれは黒
そんな時代だった。
 
そこには対話というものは存在しない
常に上意下達であった。
 
だから、58歳になった今でも
先輩に会えば、
当時の名残は当然ある^^;
 
小学校高学年からそんな世界で育ってきた
その後のコミュニケーションなんて推して知るべしである。
 
やがて結婚し、子供が生まれて
育っていく段階で、
 
子供に親として
大切なことをどう伝え
どう教えていけばいいのか?
 
自分が習ってもいないし
教えてももらっていない
どうやればいいのか?
本当にわからない。
 
そこに学ぼうとかいう発想すらなかった。
 
今考えれば本当に恥ずかしい。
だから、コミュニケーションなんて
うまくいくはずがない。
 
反抗期にはぶつかり合いでしかなかった。
取っ組み合いの喧嘩もした。
言うことを無視されたりもした。
 
そんな自分が
コミュニケーション
というものを学べたのは
40歳をとうに過ぎた頃。
 
それを少しずつ実践し
関係改善に取り組めたことで
今では、本当にいい関係になれた。
 
一番大きかったのは
二人の息子たちに
「今までは自分が間違っていた。
ごめん」と素直に謝れたことだと思う。
 
先日の父の日には
芋焼酎飲み比べセットが届いた。
 
コミュニケーション一つで
本当に日々の充実感は
全く変わってくる。
 
そんな実感を持ちながら
協会講師として
お役に立てたらと思っている。
 

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