コラムCOLUMN
相手に興味・関心を持って質問しているのだけど、うまくいかないんです
【相手と親しくなるのに、相手に興味・関心を持って質問しよう!】
と学んだので、質問を意識して、相手のことをたくさん聴くようになりました。
そのため、長い時間、話が出来るようにはなったんですが、でも、あまり関係が深まっている気がしないのです(^^;
という質問をいただきました。
なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか???
どうすれば、関係が深まっていくのでしょうか???
関係を「深める」には、やはり相手の「深い部分」を聞く必要があると思います。
では、相手の「深い部分」って一体何でしょうか???
私たちは、その深い部分のひとつを『価値観』と捉えています。
ですから、相手の身辺情報だけたくさん質問しても、関係は深まらないのです。
・どこに住んでいるんですか?出身地は?
・家族は?奥さんとの出会いは?お子さんは?
・趣味はなんですか?休みの日にはどんなことしてるのですか?
・仕事はどんな仕事ですか?もうどれくらいやっているのですか?
というように、質問A、質問B,質問C、質問D,というようにたくさん質問しても、価値観にはたどり着きにくいのです。
・どこに住んでいるんですか?出身地は?
⇒その街の好きなところってどんなところですか?(理由・動機)
⇒具体的には?他には?(具体化)
⇒その街の好きなところってどんなところですか?(理由・動機)
⇒具体的には?他には?(具体化)
質問Aを起点に、「具体化」と「理由・動機」といったこと「質問」していただくのです。
そうすると、
「エネルギッシュなところが好き」
⇒具体的には?
⇒なぜエネルギッシュなところが好きなのですか?
と質問を進めていくと、事実の奥にある、「相手の感じていること、思っていること」つまり価値観といった部分にフォーカスされていくのです。
その状況や事実の奥にある価値観を質問によって導き出し、
それをしっかりと認める、あるいは褒めるということを行っていくと、
相手との関係が深まっていくのです。
状況であったり事実だけを質問するのは、なんか聞かれている方も?ですし、
それを親しみのある雰囲気を示せなかった時は、ただの取り調べになってしまいます。
相手の「感じていること」「思っていること」ここにフォーカスを当てて質問していきましょう!