相手のもっと深い欲求を引き出す質問とは?
今日は『もっと相手の深い欲求を引き出す質問とは?』
ということを書かていただきます。
相手の深い欲求を引き出すために、どんな質問をしたらいいのか!?
そんな方にお伝えしたいのが、深い欲求を引き出すには、
何かいい質問はないか?と考えるのではなく、
答えが出たと思ったらもう一段質問しよう!
ということをお勧めします。
たとえば、こんな質問をしたとします。
『〇〇さんは、なぜ今のお仕事に就かれたのですか?』
すると、だいたい、こんな感じの答えが返ってきます。
『やっぱり残業がなくて、もっと休みもしっかりした所が良くて』
とか
『給料を上げたくて!』
とか
『もっと、やりがいを感じられる仕事が良くて』
というよう感じです。
この時、なかなか相手の深い欲求を引き出せない人の特徴は、
なるほど~、そういうことなんだな~と思って、
次の質問を考え始めるのです。
ここで、ちょっと待った!なのです。
ここで、もう一度、その答えに対して質問を重ねていくのです。
つまり、答えてくれた内容をさらに深掘るのです。
『〇〇さんは、なぜ今のお仕事に就かれたのですか?』
『やっぱり残業がなくて、もっと休みもしっかりした所が良くて』
と言ったら、こう質問します。
『なぜ、休みがしっかり休みたかったのですか?』
という感じです。
この時、欲求を引き出せないと感じている人は、
「もっと休みもしっかりした所が良い」
という答えを聞いて、
そうだよな~、やっぱり休みはしっかり取りたいよな~、
という自分の感情と照らし合わせたり、自分の解釈をして、話を完結させて聞いてしまっているのです。
でも、自分の感情と相手の感情は違います。
例えばですが、あなたは
『やっぱり仕事大変だから休みの日くらい疲れた身体を休めたい』
と思っているかも知れませんが、
相手は
『休みの日こそ、普段できない運動をバリバリやりたい』とか、
『休みの日こそ、しっかり自分のやりたい勉強の時間をとりたい』など、
その理由や背景が異なるのです。
この異なる考え方や思いといったものを質問するからこそ、
深い欲求を引き出すことが出来るのです!
いかがでしょうか?
このように、お伝えすると、こんな答えがよく帰ってきます。
「答えてくれたんだから、これ以上何を質問するのは、どうなんだろう?と思って」
という答えです。
でも、ちょっと待ってください。
相手の深い部分を引き出すんですよね?
それならば、一度答えてくれた、
さらにその奥を質問しないと、
とても深めようがないのではないでしようか?
もっと言えば、
『休みの日こそ、普段できない運動をバリバリやりたい』
という答えに対してだって、
『どうして、そんなに運動をバリバリやりたいのですか?』
さらに質問を重ねていくのです。
もっと、言えばまだまだこの先、数回質問を重ねていけます。
こうして質問を重ねていくからこそ、どんどん相手のより奥にある~したい!~なりたい!
という真の欲求が導き出されるのです。
同じように
『給料を上げたい!』
『もっと、やりがいを感じられる仕事が良くて』
といった答えに対しても、もう一段、そしてもう二段と質問を重ねてみてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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