コラムCOLUMN
思い込みは怪我の元
ここで言う「思い込み」とは何かというと、、、
コミュニケーションを取っている際に、
私たちは、相手が話した内容を、
自分というフィルターを通して解釈しています。
これを「思い込み」と言っています。
今回は、そんな「思い込みは怪我の元」という話です。
このように、自分の解釈というのは、
相手の話の奥にある意味や背景を
正確に受け止めていない可能性があります。
具体的にどういうことかといいますと、
例えば、こんな会話があったとします。
Aさん「やっぱり、食事は家で取りたいんです」
Bさん「そうですよね〜、やっぱり奥さんの手料理が一番ですよね〜」
これは、Bさんが勝手に、
Aさんは、奥さんの手料理が食べたいから
家で取りたいと思っているんだと解釈しているのです。
つまり、Bさんの思い込みです。
これだと、AさんとBさんの気持ちは近づきません。
だから、Bさんにはしっかり質問して欲しいのです。
Aさん「やっぱり、食事は家で取りたいんです」
Bさん「そうなんですね〜、ちなみにどうしてですか?」
Aさん「やっぱり好きなTVをみながら食べるのがいいじゃないですか!」
Bさん「なるほど〜、いいですよね〜、ちなみにいつもどんなTVを観られているんですか?」
というようにBさんにとって良い話で、
会話が進んでいきます。
ここを私たちは無意識で、自分の解釈で会話を進めてしまい、
何か噛み合ないな〜ということになるのです。
今はわかりやすい例で話をしましたが、
ビジネスシーンでも同様に、
相手の言葉を勝手に
自分が自分のフィルターで思い込み解釈をしてしまう。
というケースがありませんでしょうか?
先日の研修の中でファシリテーターをさせていただいたときも、
「そういうところが欠けてると思うんですよ」
という意見に対して、誰も質問をしませんでした。
つまり、「そういうところ」というのが、どういうところか
正確に確かめずに、自分なりに解釈している様子だったので
ぜひ質問して確かめてみてくださいと伝えました。
↑そのときの様子です
「そういうところというのは、具体的には?」
こうすることで、相手が何を求めているのかがハッキリするのです。
ということで、このようなことが起きないようにするためには、
相手の言動を
「具体的にする質問をすること」
「言動の奥にある背景や理由(考え方や思い)を質問していくこと」
を忘れないで欲しいと思います。
動画でも解説しております!
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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