コラムCOLUMN
相手を”感じとる”ことの大切さ
コミュニケーションの研修や講座をさせていただくと、
時々、相手の”言葉”だけを受け取って、
話を終えてしまう方がいらっしゃいます。
そんな方へ、今回は
「相手を”感じとる”ことの大切さ」
というテーマでお届けします。
相手がどんな”言葉”を発したかは、
とても大切ですので、
それを大切にしつつも、
同時に相手を感じ取ることも、
忘れないで欲しいのです。
むしろ相手を感じ取ることの方が優先で、言葉は後です。
これは具体的には、どういうことかと申しますと
その話をしている最中に、
相手から受ける雰囲気は、前向きな雰囲気なのか?
あるいは、ちょっと無理をしていないか?
といったようなことです。
というのも、次の文章を見てください。
「はい、これであれば、
きっと先方もご理解いただけると思うので、
まずはやってみます!」
この文章だけ見ると、
後ろ向きな文章には感じないのではないかと思います。
言葉としては、前向きなので、
じゃあやってみよう!ということで、
そのままGO!をしてしまいがちなのですが、
この時に言葉よりも雰囲気を感じ取る
ことを大切にして欲しいのです。
もし無理がありそうに感じたら、
「どう?それでやれそう?大丈夫?」
といった確認の質問を入れて欲しいのです。
そして、無理がありそうでしたら、
また、「どんなことが心配?」といった質問をして
相手の前向きな気持ちが感じ取れるまで、
コミュニケーションを取り続けて欲しいのです。
こちらは文字だけでは伝わりづらいので、
動画にしてみました。
このように、意識をして、
実際の相手の話す雰囲気を見れば、
本当に前向きにやろうと思えているのか、
それともまだ正直自信がないのか?
ということが、はっきり感じ取れるはずなのです。
しかし、ついつい、
人は言葉だけを捉えてしまうことがあります。
「あの時、やるって言ったのに、
やってないじゃん!!!」
なんてことを、あなたがよく思うのであれば、
それは、感じ取れていない証拠かもしれません。
ぜひ相手の言葉は、
前向きな気持ちから発せられているのか?
それとも迷いの中から発せられているのか?
しっかり感じ取ることを最優先しましょうね。
それでは、最後までお読み下さり
ありがとうございます。
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