コラムCOLUMN

なぜ両者の言い分は食い違うのか?

COLUMN心構え

「また起きたか・・・」

と思います。
それは、世間をにぎわすコミュニケーションギャップの問題についてです。

 

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最近では、スケートの織田信成さんと学校側の言い分の食い違い。
テコンドー代表選手と協会側の言い分の食い違い。

これに近いような話は今までも、
吉本興業のタレントさんと、会社側との言い分の違い。。。
レスリングの伊調選手と栄監督の言い分の食い違い。
等、、、

似たようなことが話題になることがとても多いですよね。
そのたびにワイドショーでは、話題となり、
そして、どちらが正しいのか、といった議論になり、
全てとは言いませんが、出演者は、それぞれに自分の見方を通して、コメントをする。
Twitter等のSNSでも、関心を持った方々が、それぞれの見方でコメントをする。

このようなことが繰り返されていますよね。
このようなニュースを目にしたり、耳にしたりするたびに、
何かこのような意見の食い違いが起きるのではなく、
もっと相互にうまくいかないかな、、、そんな風に思ったりします。

このような話って、根本的に一人一人が何かを変えないことには、
これからもきっと起こり続けるような気がします。

というのも、たまたま芸能界だったり、スポーツ界だったり、
世間の注目を集める場所だからこそ、このようになるわけですが、
自分の身の回りでも、似たようなことって起きていますからね。

私自身の経験でも、
「え~っ、そんな風に思っていたの???」
なんて話はよくありますし、
私自身の身の回りを見ていても、大きな問題にならなかったとしても、
たくさん起きていることを耳にしたりします。

もちろん、当事者でない私には、それぞれに起きている事実や、
それにまつわる感情は知る由もありませんので、
それぞれについて、主観で語ることは出来ても、
本当に何が正しいとか間違いとかを語ることは出来ません。

しかし、これだけは言えるのではないかなと思うことがあります。

それは、ものの見方、捉え方は人それぞれであり、
相手と自分は、同じ事象や現実や事実を見ていたとしても、
そこで何を感じるのか?どう思うのか?
そして、どんなことを考え、どんな行動(発言をしないという行動も含め)をしているのか。
ということは百人いたら、百通りの捉え方があるということです。

そして、その百通りの捉え方には、極論、他者が正しい、間違いを付けることは出来なく、
(もちろん一定のルールや法律の中で、ということはあると思います)
本人の中にしか(その人にとっての)真実や正解はないということです。

だからこそ、私たちは、
いつも、相手はどんな風に感じているのかな?
どんなことを思っているのかな?
どんなことを考えているのかな?
どうして、こういう行動になっているのかな?
ということに、今まで以上に意識を向ける
ということが、とても大切になってくるのかなと思います。

特にパワハラ問題でもよくあるように、
職位をはじめ、立場が上の人というのは、
傾向として、自分の感情や考えや気持ちをはっきりと
口にすることができる人が多いように感じます。

逆に下とされている立場の人は、
自分の感情や考えを口にすることが出来ない人もいます。
(実は、私は自分でも無意識に感情にフタがされてしまい、
後から思うことが出てきたりして、その場で言えないことも多かったりします)

だからこそ、相手の感じていること、思っていること、
考えている事などを、決して自分のフィルターで見て、
決めつける、思い込みをつくるのではなく、
常にフラットな状態で、相手に確認してみるということが、
とても重要なのではないかと思います。

↓実演動画です!

そして、上の立場の人は決して、下の意見を聴かない
(実際、聴かない人ももちろんいますが)というわけではなく、
自分とは違うので、悪気なくわからないだけということが多いと思うのです。

だからこそ、立場が上下に関わらず、人間関係で悩む時は、
そもそも、人それぞれにものの見方・捉え方が違うこと。
だから、それを確認する癖をつけること。
そして、それをフラットに受け止め、否定をせずに、相手のそのままを受け取ること、
そして双方に良い解決策がないかを一緒に考えていくこと

これらが、とても大切なのではないかと考えます。

私自身も、これまでを振り返ると、
自分の気持ちや意見を飲み込んでしまったりするが故に、
相手に、誤解を与えてしまったり、勘違いさせてしまっている方が
多いかなと感じています。

だからこそ、自分が感じたことや思ったことをしっかり自分もでキャッチし、
それを、相手に伝えるようにする。
ということをしっかりやっていきたいなと思います。

また、この考え方に基づく、
具体的なコミュニケーションのサポートを
これからも、一人一人はもちろん、会社や職場においても、
それぞれが感じていることや思っていることを引き出す場づくり
であったり、サポートをこれからも大切にしていき、
それぞれが、良い方向へと向かうお手伝いが出来たらなと思っております。

ということで、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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