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チームを動かすリーダーの 「知っている」と「できる」の違い
チームを動かすリーダーの 「知っている」と「できる」の違い
「知っている」と「できる」の違い、皆さんはわかりますか?
「できる力」があるのに「できない」のはなぜか。
どうすれば「できる」になるのか。
具体策とともにお伝えします。
目次
1. リーダー研修で得た貴重な学び
とある企業でのリーダー研修がスタートして11か月が経ちました。
参加者の皆さんは確実に成長を遂げていますが、
人材育成の難しさを改めて実感しています。
今回の研修では、組織やチームにおける目的やゴールの重要性、
そしてそのためのコミュニケーションをゲーム形式で実体験していただきました。
「目的やゴールの設定」「円滑なコミュニケーション」の重要性は
誰もが知っていることですが、知識として理解していても、
実際に実行するのは難しいものです。
研修では、同じゲームを3週間前にも実施しましたが、
その際は全チームが制限時間内に達成できませんでした。
そこで、メンバーの組み合わせを変えて再挑戦しました。経験を積んでいるため、
今回は成功するだろうと思っていたのですが、結果は意外なものでした。
時間内に終わらないチームが続出し、あるチームは途中でやめてしまう判断をしました。
さらに、一番優勝候補と思われたチームが最下位という結果に。
これは、個人の能力だけではチームの成果に結びつかないことを示唆しています。
2. チームの成果は個の力だけでは決まらない
スポーツでも同じですが、個々の能力が高くても、
チームとしてのコミュニケーションが機能しなければ結果は出ません。
逆に、目的やゴールを全メンバーが明確に理解しているチームは、
個々の能力以上の成果を発揮します。
特に興味深かったのは、あるメンバーが目的を深く理解した瞬間に、
チーム全体が一気に動き出したことです。
この経験を通じて、次のことを再認識しました。
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「知っていること」と「できること」は違う
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「できる力」があっても、現実の障害によって発揮できないことがある
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リーダーはメンバーの力を発揮できる状態を作ることが重要
3. チームの成長を加速させるために
研修では、「チームの目標設定と共有」「コミュニケーションの重要性」を体感しました。
しかし、組織やチームが本来の力を発揮するためには、これだけでは不十分です。
(1) チームの目標設定と共有
目標設定はチームの成長において不可欠ですが、それを共有し、
メンバー全員が理解することが重要です。
目標が明確でなければ、個々の努力がチームの成功に結びつきません。
具体的な方法:
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目標を具体的な数値や期限と共に設定する(SMARTゴール)
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メンバー全員が目標を理解し、納得できるような対話を行う
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目標達成までのプロセスを明確にし、進捗を可視化する
(2) コミュニケーションの仕組みづくり
コミュニケーション不足がチームの成長を妨げる大きな要因です。
情報共有がスムーズに行われることで、
個々の強みを活かしたチームワークが可能になります。
具体的な方法:
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定期的なミーティングや1on1の実施
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フィードバックを活発に行い、相互理解を深める
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チャットツールやドキュメント管理ツールを活用し、情報共有を効率化する
(3) チームメンバーの強みを活かす
チームの成果を最大化するためには、個々の強みを活かし、
適材適所で役割を与えることが重要です。
具体的な方法:
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メンバーの強みを把握し、役割を最適化する
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スキルアップの機会を提供し、成長を促進する
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各メンバーのモチベーションを維持できる環境を作る
4. まとめ
今回の研修を通じて、リーダーとしての役割が
「チームの成功をサポートすること」にあると改めて実感しました。
リーダーは単に指示を出すだけでなく、チーム全体の状況を把握し、
メンバーが力を発揮できる環境を整えることが求められます。
そのためには、
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目標を明確にし、チーム全体で共有する
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コミュニケーションの仕組みを整え、相互理解を深める
-
メンバーの強みを活かし、適材適所で役割を与える
この3つのポイントを意識することが、チームの成長を加速させる鍵となるでしょう。
リーダーとして、メンバーの可能性を引き出し、
最高のチームを作るために、日々試行錯誤を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。