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変化にどう対応する?リーダーに必要な柔軟性

yasui

変化にどう対応する?リーダーに必要な柔軟性

いつもの席が持つ安心感とリーダーシップ

みなさん、いつもの席に座ると安心することはありませんか?

お気に入りのカフェや職場、シェアオフィスなどで、
無意識のうちに「いつもの席」を選んでいることがあるかもしれません。
座る場所が決まっていると落ち着くし、集中もしやすいですよね。

私自身、シェアオフィスをよく利用します。
全国展開しているため、出張先でも使えるのですが、
その時々で座る席は異なります。
特定の「いつもの席」があるわけではないのですが、
面白いことに、毎日決まった席に座る人がいるのです。

そして先日、そんな彼らが「いつもの席に座れない」場面を目撃しました。
すでに別の人が座っていたため、
仕方なく別の場所に座ったのですが、どこか落ち着かない様子。
その後、その席が空いた瞬間にすかさず移動していたのです。

この光景を見て、
「変化にどう対応するか」ということを考えさせられました。

目次

1.変化に適応する力とは?

人は「いつも通り」であることに安心感を覚えます。
しかし、リーダーや経営者、または日々成長したいと思っている人にとって、
変化への適応力は不可欠です。

たとえば、最近の変化を見てみると…

  • デザインの世界では、
    Canvaの登場で誰でも手軽にプロ並みのデザインが可能になった

  • ビジネス文書の作成ツールは、
    WordやExcelからGoogleドキュメントやスプレッドシートへ移行する流れが加速

  • 仕事や情報管理の分野では、Notionが爆発的に普及

  • AI技術の発展により、ChatGPTの活用が当たり前に

もし、これらの変化を拒み、
「私は従来のやり方が好きだから」と言って適応しない場合、
どうなるでしょうか?

おそらく、周囲との差がどんどん広がり、
時代に取り残されてしまうでしょう。

2.「安心感」と「柔軟性」のバランスが大事

もちろん、「いつもの席」に感じる安心感は大切です。

日々のルーティンがあることで、心の安定が得られ、集中力も増します。
しかし、そこに固執しすぎると、新しい環境や状況の変化に適応しにくくなります。

リーダーとして大切なのは、

  • 変化をチャンスとして楽しむマインドセットを持つこと

  • チームや組織を新しい状況へスムーズに導く力を養うこと

たとえば、テレワークが普及した今、
従来の「出社して対面で仕事をする」スタイルに固執していた企業は、
柔軟な働き方を取り入れた企業に比べて遅れをとってしまいました。

安心感を求めつつも、柔軟に変化を受け入れるバランスが大切なのです。

3.自分自身の「固定観念」を見直してみる

さて、みなさんは「いつもの安心感」に頼りすぎていませんか?

  • いつものカフェのいつもの席でしか集中できない

  • 決まったルーティンが崩れるとパフォーマンスが落ちる

  • 新しいツールや方法に抵抗を感じる

そんな自分に気づいたら、一度見直してみるのもいいかもしれません。

私たちの周りの環境は日々変化しています。
その変化を「怖いもの」ととらえるのではなく、
「新しい可能性」として捉えることができれば、
より柔軟な思考が身につきます。

リーダーシップとは、変化に対して臨機応変に対応し、チームを導く力です。
そして、その力は日々の小さな意識から鍛えられていきます。

「いつもの席」に安心感を覚えつつも、時にはあえて別の席に座ってみる。
そんな小さな挑戦から、新しい可能性が広がるかもしれませんね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。


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