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母の命日に考える、リーダーとしての生き方

yasui

母の命日を迎えて思うこと

今日は、私にとって特別な日です。母の命日がやってきました。
あれから19年の月日が経ちましたが、この日を迎えるたびに、
母が私の人生に与えてくれた影響を改めて振り返る時間となります。

母との別れを経験し、私が得た大切な気づきが2つあります。
これらは私の人生の指針となり、今の私を支えてくれています。

目次

1. 人生には必ず終わりが来る

母が突然旅立ったことで、「人生には必ず終わりがある」ことを実感しました。
そして、それは必ずしも予期できるものではないということも。

私たちは、「いつかやろう」と後回しにしてしまうことが多くあります。
しかし、その「いつか」は、もしかしたら訪れないかもしれません。
だからこそ、今やりたいことを大切にし、一歩踏み出す勇気が必要なのです。

2. 感情をそのまま受け止める大切さ

母を失った当初、私はその悲しみを無理にポジティブに変えようとしていました。
しかし、それは逆効果でした。
悲しいものは悲しい、辛いものは辛いと素直に認めることが、
本当の意味で前向きな気持ちへとつながることを学びました。

この経験を通じて、リーダーや経営者としても大切なことに気づきました。
それは、部下やチームメンバーの感情を否定せず、
受け止めることが信頼関係を築く上で欠かせない要素だということです。

3.やりたいことを選ぶ勇気

「人生には必ず終わりが来る」と気づいたことで、
私は「コーチングを仕事にして独立する」という道を選びました。

もし、母の死という経験がなければ、私は安定した会社員生活を続けていたかもしれません。
けれど、「自分が本当にやりたいことをやらずに後悔したくない」という思いが、
私を新たな挑戦へと駆り立てました。

これは、リーダーや経営者にも共通することではないでしょうか。

  • いつかやろうと思っていることはありませんか?

  • 本当は挑戦してみたいことはありませんか?

それを「今」選ぶ勇気を持つこと。
それが、未来を大きく変えるきっかけになるはずです。

4.感情をそのまま認めることで得られる強さ

母の死を経験し、
私は「感情を否定しないこと」の大切さを学びました。

悲しい時には悲しんでいい。辛い時には辛さを認めていい。
感情を無理にポジティブに変えようとすると、かえって心が苦しくなります。

リーダーや経営者にとっても、この考え方はとても重要です。

例えば、部下が仕事で失敗して落ち込んでいる時、
「大丈夫、気にするな!」と励ますことは、一見ポジティブに思えます。
しかし、本人にとっては「気にしちゃいけないんだ」と、
逆にプレッシャーになることもあります。

「落ち込むよね。つらかったね。」と、一度相手の感情を認めること。
これが、相手の気持ちを楽にし、前向きに進む力を与えるのです。

5.リーダーとしての生き方を考える

母の命日を迎え、改めて思うことがあります。

私たちには、いつ終わりが来るか分からない時間を、ど
う生きるかが問われています。

だからこそ、

  • 今、自分は本当はどう感じているのか?

  • 本当にやりたいことは何なのか?

これらの問いに向き合うことが大切なのだと思います。

時には、やりたいことを選ぶ勇気が必要だったり、
感情と向き合うことが難しかったりするかもしれません。
しかし、それを乗り越えることが、リーダーとして、
そして一人の人間としての成長につながるはずです。

あなたは今、何を感じていますか?
そして、これからどうしたいですか?

この問いを大切にしながら、毎日を生きていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。

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