コラムCOLUMN
本音を引き出す力、身につけませんか?
自分の本音、見えてますか?
日々の忙しさに追われて、自分の本当の気持ちを見失っていませんか?
先日、近所の公園に梅を見に行ってきました。
満開の花が春の訪れを感じさせてくれ、心がホッとした瞬間でした。
InstagramやFacebookにも写真をアップしているので、
よかったら覗いてみてくださいね。
さて、今回は「自分の本音」に焦点を当てたお話をしたいと思います。
目次
1.自分の感情をキャッチできていますか?
日常生活の中で、私たちはさまざまな決断を下します。
しかし、その判断が本当に「自分の本音」に基づいたものか、
立ち止まって考えたことはありますか?
最近、あるコミュニティのセッションで、
「相談者1人に対し、1人のファシリテーターと3人の質問者が質問を投げかける」
という形式の対話が行われました。
そこで気になったのが、相談者の方が「本音」にたどり着けていないのでは?
という点です。
これは、質問の仕方が悪かったわけでも、
場の雰囲気が作れていなかったわけでもありません。
単純に、相談者自身が「自分の気持ちをキャッチできていない」状態だったのです。
「感情スルー癖」が生む影響
私の著書『メンバーを戦力化する心の公式』でも触れていますが、
このような状態を私は「感情スルー癖」と呼んでいます。
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日々の忙しさで自分の気持ちを振り返る機会が少ない
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「自分は本当はどう思っているのか?」が分からなくなる
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的外れな行動を繰り返してしまう
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どれだけ考えても前に進めなくなる
このような状況に陥ると、目標に向かう道筋が見えにくくなります。
リーダーに必要な「自己理解」
リーダーとしてメンバーの本音を引き出したいなら、
まずは自分自身が「自分の本音に気づく」ことが大切です。
自分の感情に気づいていないと、
メンバーの気持ちにも寄り添えません。
2.質問する人の「効き脳」で変わる視点
一方で、このセッションの中で面白かったのが、
質問者の「効き脳」の違いによって投げかける質問が全く異なっていたことです。
効き脳とは?
脳には、得意とする思考のスタイルがあり、
それを「効き脳」と呼びます。
質問者の効き脳によって、
相談者の引き出されるポイントが変わるのです。
A脳(論理的思考型)
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「どうすれば一番結果に早くつながるか?」
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計画や戦略を重視
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論理的に物事を整理する
C脳(感情共感型)
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「あなたはどう感じているの?」
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相手の感情に寄り添う
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安心感を与えながら、相手の心を開かせる
D脳(直感・創造型)
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「そもそも、この選択肢は正しいのか?」
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広い視野からの問いかけ
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型にはまらない発想を持つ
このように、質問者がどのタイプの脳を持っているかによって、
相談者が気づくポイントが異なります。
3.自分の本音を知るための3つのステップ
では、どうすれば自分の本音に気づくことができるのでしょうか?
1. 日記をつける
毎日の気持ちを振り返ることで、
「本当はどう思っているのか?」を客観的に見ることができます。
2. 信頼できる人に話す
自分では気づけない感情も、
誰かに話すことで整理されやすくなります。
3. 自問自答する
「この決断は、自分の本心からきているのか?」と問いかけることで、
自分の軸を確認できます。
4.まとめ
自分の本音に気づけると、より良い決断ができるようになり、
人生の質も向上します。
忙しい日々の中でも、自分の気持ちと向き合う時間を作ることが大切です。
あなたは、自分の本音に気づいていますか?
ぜひ、一度立ち止まって、自分の心に耳を傾けてみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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