コラムCOLUMN
AIによる情報発信の見極めが重要な時代に、私たちができること
AIが生み出す情報のリアルさと違和感
最近、AI技術の進化によって、
私たちの生活の中でさまざまな変化が起こっています。
その中でも特に注目すべきなのが、
「AIが作る情報のリアルさ」と「そこに感じる違和感」です。
例えば、先日アメリカのトランプ元大統領と
ウクライナのゼレンスキー大統領が話し合いを行ったというニュースがありました。
しかし、その直後に「両者が殴り合いをしている」という
衝撃的な動画がネット上で拡散されました。
私はすぐに「これはフェイクでは?」と疑い、よく見てみると、
案の定AIによって作られたフェイク動画でした。
しかし、そのクオリティは本物と見間違えるほど精巧なものでした。
この出来事からもわかるように、AIの技術は日々進化しており、
私たちの情報の受け取り方にも影響を及ぼしています。
目次
1.AIによる文章の進化と課題
近年、文章作成の分野にもAI技術が積極的に取り入れられています。
実際、先日あるコンサルタントの方から久しぶりにメルマガが届いたのですが、
読み始めた瞬間に「これはAIが作成した文章だ」と直感的に感じました。
内容自体はまとまっていて、論理的な流れも整っています。
しかし、それまでその方が書いてきた文章と比較すると、
どこか違和感があったのです。
具体的には、以下のような違いがありました。
-
文章が機械的で感情がこもっていない
-
個人的なエピソードが含まれていない
-
言葉のクセや表現の揺らぎがなく、統一されすぎている
AIを活用すれば効率的に文章を作成できますが、
その反面「その人らしさ」が失われてしまうこともあります。
読者は、ただ情報を得るためだけではなく、
書き手の人柄や考え方に共感するために文章を読むことも多いのです。
そのため、AIを活用する際は、適度に人の手を加えながら、
温かみのある文章に仕上げることが重要になってきます。
2.AI時代に求められる「リアルなつながり」
情報があふれる現代において、
AIによる情報発信が主流になりつつあります。
しかし、私たちが本当に大切にすべきなのは、
「リアルなつながり」ではないでしょうか。
例えば、オンラインでの情報収集は便利ですが、
それだけでは本当に相手を理解することはできません。
直接話をすることで、
言葉の裏にある感情やニュアンスを感じ取ることができるからです。
リアルなつながりを大切にする方法
-
実際に会う機会を作る
オンラインコミュニケーションが増える中、
対面での交流の価値が高まっています。
リアルな場でのセミナーやイベントに参加することで、
より深いつながりを築くことができます。 -
感情を込めた文章を書く
AIが作った文章をそのまま使うのではなく、
自分の言葉で伝えたいことを付け加えることで、
より共感を得られる文章になります。 -
相手の話をよく聞く
文章だけでなく、リアルな会話の中でも
相手の意見や気持ちをしっかりと受け止めることで、
信頼関係を深めることができます。
3.AIを活用しながら「らしさ」を大切に
AIの進化によって、私たちの生活はより便利になりました。
しかし、その一方で「自分らしさ」や「リアルなつながり」の重要性が増していることも事実です。
私自身、オンライン上だけでなく、
リアルな場での交流を大切にしたいと考えています。
そのため、毎月セミナーを開催し、直接話せる機会を作っています。
もし、
-
私の考えをもっと深く知りたい
-
実際に話して、質問をしたい
-
自分のチーム作りに活かせる考え方を学びたい
と感じている方がいれば、ぜひご参加ください。
オンラインだけでは伝わらない「リアルなつながり」の大切さを、
一緒に実感できればと思います。
詳細は、こちらからご確認ください。
AIの進化は止まりませんが、人と人とのつながりの価値は変わりません。
これからの時代こそ、リアルな交流を大切にしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
こちらのコラムに興味を持たれましたら、
メルマガの登録がオススメです👇
▶質問型コミュニケーション協会メルマガ 登録◀
登録おまちしてます!
spotifyにて、音声配信をしています。
▶Leaders-Lounge◀
リーダーやこれからリーダーになる方がホッとひと息つける、寄り添い型サポート番組です。
日々の悩みや葛藤を一緒に考えながら、
具体的なコミュニケーションのコツやリーダーシップのヒントをお届けします。
また、メンバー視点の『リーダーってどう思ってるの?』というリアルな疑問にも答え、
リーダーもメンバーも前向きに進める架け橋となる内容を目指しています。
作業をしながら、仕事をしながら、家事をしながら、お茶でも飲みながら…
ぜひ、お聴きください!