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何度言っても変わらないメンバー…その理由とは?
何度言っても同じことを繰り返すメンバーへの対応
チームの中に、何度伝えても同じミスを繰り返すメンバーがいると、
リーダーとしては頭を悩ませるものです。
「どうして伝わらないの?」と感じることもあるでしょう。
しかし、ここで大切なのは「相手を変えよう」とするのではなく、
「自分の接し方を見直す」ことです。
実は、リーダーのアプローチを少し変えるだけで、
メンバーの行動も驚くほど変わることがあります。
今回は、何度言っても行動が変わらないメンバーへの
効果的な対応方法についてご紹介します。
目次
1.接し方がパターン化していませんか?
「何度言っても改善されない」と感じるとき、
リーダー自身の接し方がマンネリ化している可能性があります。
毎回同じように指摘したり、叱ったりしていませんか?
メンバーに悪気があるわけではなく、
むしろリーダーのアプローチを変えることで、
行動が変わることが多いのです。
例えば、「また同じミスをしてるね」と注意するのではなく、
「どうしてこのやり方になったのかな?」と質問してみるだけでも、
相手の意識は大きく変わります。
(もちろん、相手自身の意識も重要です。
だからこそ私は「全メンバー参加型プロジェクト」を推奨しています。)
ここでは、リーダー自身のアプローチを変えるための
具体的な方法を2つご紹介します。
2.変えてみてほしい2つのポイント
① 仕組みを作る
「何度言ってもミスがなくならない」
そんなときは、「仕組み」を見直してみるのが効果的です。
あるクライアントの方は、部下に完全に任せきりだった業務を、
「1日30分一緒に作業する」仕組みに変えました。
すると、今までうまくいかなかった業務が
スムーズに進むようになったのです。
リーダーが「教える時間を確保する」「一緒に作業する」だけで、
部下の行動が大きく変化することがあります。
② 「心の公式」を活用する
メンバーが思うように動かない背景には、「本心」が大きく影響しています。
📖 私の著書『メンバーを戦力化する心の公式』でも詳しく解説しています。
例えば、
-
行動しているのに結果が出ない → 隠れたマイナスの本心があるかも
-
行動しない → 本心ではプラスに思っていることがあるかも
このように、相手の本心を対話から引き出すことで、
より適切なアプローチが可能になります。
質問型コミュニケーションを取り入れることで、
メンバーの内面に寄り添い、行動変容を促せます。
3.根本治療を意識したリーダーへ
問題が起こったとき、私たちはつい「対処療法」で済ませがちです。
しかし、本当に大切なのは「根本治療」です。
「どうやって実践すればいいの?」
「具体的な方法を知りたい!」
そんな方は、ぜひセミナーで学んでみませんか?
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相手を変えようとするのではなく、自分のアプローチを見直すこと。
この意識を持つだけで、チームの雰囲気も変わり、
メンバーの成長を促せるはずです。
ぜひ、今日から取り入れてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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日々の悩みや葛藤を一緒に考えながら、
具体的なコミュニケーションのコツやリーダーシップのヒントをお届けします。
また、メンバー視点の『リーダーってどう思ってるの?』というリアルな疑問にも答え、
リーダーもメンバーも前向きに進める架け橋となる内容を目指しています。
作業をしながら、仕事をしながら、家事をしながら、お茶でも飲みながら…
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