コラムCOLUMN
チームで成果を出すための“再現性ある対話”とは
感覚ではなく“再現性”が求められる時代
日々の仕事の中で、こんな経験はありませんか?
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「うまくいく時といかない時の差が激しい…」
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「説明したはずなのに、相手に響いていない…」
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「自分はわかっているけど、他の人に任せるとうまくいかない…」
これは、私たちが無意識に“感覚”に頼って仕事を進めていることが原因かもしれません。
特にチームで動く場合、再現性のないやり方では成果の安定化が難しくなります。
では、どうすればいいのでしょうか?
目次
1.コミュニケーションに「型」は必要なのか?
「いやいや、相手に応じて柔軟に対応するのが大事でしょ?」と思われるかもしれません。
確かに、柔軟性は大切です。
しかし、その柔軟性は“基準となる型”があるからこそ発揮されるものです。
例えば、料理を考えてみましょう。
レシピがあるからこそ、誰でも同じ味を再現でき、アレンジも可能になりますよね。
コミュニケーションも同じで、ベースとなる型があることで、
スムーズなやり取りが生まれます。
しかし、多くの人が感覚的に会話をしてしまうため、
「うまくいった理由」がわからず、他のメンバーに共有できません。
結果として、チーム全体のパフォーマンスが上がらないのです。
2.「質問型」は“再現性のある型”である
「質問型コミュニケーション」とは、単なる会話の技法ではなく、
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何のためにこの質問をするのか?
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どんな流れで対話を構築するのか?
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どこで相手の本音を引き出すのか?
こうした“意図と構造”を持つことで、誰でも実践しやすくなります。
例えば、
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「ちゃんと聴いていたのに、相手の本音が出てこなかった」
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「話があっちこっちに飛んで、まとまらなかった」
こんな経験がある方ほど、型の大切さを実感できるはずです。
3.質問型コミュニケーションの具体例
1. 「事実」→「解釈」→「行動」の流れを作る
NG例:「どうして〇〇をやらなかったの?」
この質問では、相手が責められていると感じてしまい、
本音を引き出すことが難しくなります。
OK例:「〇〇の進捗はどうですか?」
まず事実を確認し、そこから「どんな課題があった?」と解釈を引き出し、
「次にどう進める?」と行動へとつなげていきます。
2. 「はい/いいえ」で終わらせない
NG例:「この企画、うまくいきそう?」
「はい」か「いいえ」で答えられる質問は、深掘りができません。
OK例:「どんな点が成功のカギになりそう?」
こうすることで、相手の考えを具体的に引き出すことができます。
4.再現性ある“型”を、実践で身につけませんか?
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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