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「ちょっとは考えてよ…」が口グセになっていませんか?

yasui

「ちょっとは考えてよ…」が口グセになっていませんか?

部下やメンバーが自発的に動かない理由

「なかなか自分で考えようとしないんです…」と感じたことはありませんか?

部下やチームメンバーが指示待ちで、自ら動こうとしない。
言われたことしかやらず、いちいち確認しないと進まない。
そんな状況に、つい「自分で考えてよ!」と言いたくなることもあるでしょう。

しかし、ここで一つの疑問を持ってみてください。

本当にその人は“考えない人”なのでしょうか?

人間にはもともと考える力があります。それなのに、なぜ自発的に動けないのでしょうか?

実は“考えない人”ではなく、“考えられない環境”にあるのかもしれません。

目次

1.“考えるスイッチ”を入れる質問の力

人は適切な質問をされることで思考が活性化し、考える力を発揮できます。
しかし、よく使われがちなNG質問があります。

つい言ってしまいがちなNG質問

  • 「で、どうしたいの?」

  • 「結局、何が言いたいの?」

  • 「ちゃんと考えた?」

これらは、相手を“追いつめる質問”になりがちです。

上司やリーダーがこのような質問をすると、
部下は「怒られるかも」「否定されるかも」と感じ、心を閉ざしてしまいます。

では、どのような質問が効果的なのでしょうか?

考える力を育む「再現性のある質問」

  • 「現状は、どんな感じ?」

  • 「それが、どうなったら理想的?」

  • 「そのギャップを埋めるために、何が課題なんだろう?」

これらの質問は、相手に考える余地を与え、思考スイッチをONにします。

2.“考える力”は問いの連続で育つ

自発的に動く人を育てるには、気合いや根性ではなく、
適切な質問を繰り返すことが大切です。

質問の型を使うことで得られる効果

  1. 相手が答えやすくなる → 無理なく思考を深められる

  2. 思考回路が強化される → 考える習慣が身につく

  3. リーダーの対話の迷いがなくなる → 自信を持って関われる

質問を重ねることで、相手の考える力が引き出され、
次第に自発的に動けるようになっていきます。

3.チーム全体を“考える集団”にするには?

「考えられる環境」を作ることが、チームの成長には不可欠です。

質問型コミュニケーション協会では、

  • 指示待ちメンバーを自発型に変えたい

  • 自分の関わり方を見直したい

  • 再現性のある質問を身に付けたい

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もし、あなたが「自分で考えてよ…」という口グセを減らしたいなら、

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。


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