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「人それぞれ」って言うけれど、ちゃんと受けとめられてる?

yasui

社会人になると“気の合わない人”と働く理由と、うまく付き合うためのコツ

【目次】


学生と社会人の違いとは?

学生から社会人になるとき、多くの人が感じるギャップのひとつが、「一緒に過ごす人を選べない」という現実ではないでしょうか。

学生時代は、自分と気が合う友達とだけ関わればよく、心地よい関係性の中で生活が成り立っていました。でも社会に出ると、そうはいきません。価値観も年齢も考え方も違う人たちと、同じゴールに向かって“仕事”をする必要があります。

しかもその関係性は「お金」を生む活動であり、成果を求められる厳しいもの。だからこそ、人間関係でつまずく人も多いのです。

具体例:気が合わない上司との業務

例えば、あなたの考えをすぐに否定してしまう上司がいたとします。学生の頃なら距離を置けたかもしれませんが、社会では業務上、無視することはできません。「なぜこの人はそういう言い方をするんだろう?」と考えることが、関係性を築く第一歩になります。


「人は違って当たり前」を実践できていますか?

「人は違って当たり前」という言葉は、もはや常識に近い考え方。でも、それを日常の中で本当に体現できている人は、実は少ないかもしれません。

たとえば、こんな経験はありませんか?

  • 自分の考えが通じない相手にイライラしてしまう

  • 「なんでこんな反応するの?」と驚いた

  • 相手の意図を汲み取らず、自分の意見ばかり話してしまった

私たちは頭では理解していても、無意識のうちに「自分基準」で人と接してしまいます。

具体例:会議中のすれ違い

ある会議で、同僚があなたのアイデアに反対したとします。その瞬間、「否定された」「敵意がある」と感じるかもしれません。でも実際には、その人の視点では別の課題が見えていた可能性もあります。

違いをネガティブに捉えるのではなく、プラスに転換する柔軟さが求められます。


無意識の偏りに気づくには?フィードバックの重要性

問題は、多くの「すれ違い」が、気づかないうちに起こっていること。私たちは、自分の偏った行動や思考に、自分自身では気づきにくいのです。

ここで大切なのが、「他者からのフィードバック」。

もちろん、指摘を受け入れるのは簡単なことではありません。でも、誤解や摩擦を防ぐためには、お互いにフィードバックし合える関係性が必要です。

具体例:言い方を注意されたとき

後輩に何気なく言ったアドバイスが「少しキツく感じました」と言われたとき、最初はショックを受けるかもしれません。でも、それが「自分の無意識」に気づく貴重なチャンスになります。

だからこそ、組織やチームの中で「フィードバックは歓迎されるもの」という文化を作ることが重要です。


違いを力に変える「質問型コミュニケーション」

「違い」を前提にした関係性を築くために、今注目されているのが「質問型コミュニケーション」です。

これは、相手の価値観や考え方を尊重しながら、「なぜそう考えるの?」「どうしてそう行動したの?」と、丁寧に問いかけていくスタイルの会話術。

一方的な指摘ではなく、対話を通して理解を深めていくアプローチです。

具体例:部下との信頼関係を築く

部下がミスをしたとき、頭ごなしに叱るのではなく、「どんな背景があったの?」「どう感じていた?」と質問することで、信頼関係が深まります。

これは上司部下の関係だけでなく、夫婦間や友人関係、営業などあらゆる場面で活用できます。


まとめ:違いを認め合うチームが強い

「人と人は違う」という前提に立ち、お互いの違いを受け入れ、学び合うことができる関係性。それこそが、これからの時代に求められるチームの在り方です。

  • 気が合わない人とも協働するのが社会人

  • 無意識の偏見に気づくにはフィードバックが必要

  • 質問型コミュニケーションで信頼を築く

このような考え方を日常に取り入れることで、摩擦を減らし、生産性や満足度を高めることができます。


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