質問型ならではの上司から部下へのアドバイスの伝え方!
こんにちは。
質問型コミュニケーション協会の安井です。
前回、部下が自発的に動き出す質問の流れを書かせていただきました。
その記事では、とにかく部下から解決策が出てくるまで待つ。
というのが基本と書かせていただきました。
でも、一体どれくらい待つの?5分でも10分でも待つの?
と言ったら現実的にそれは厳しいことも多いのかなと思います。
そういった、あなたに答えがある時、ない時にかかわらず
なかなか相手から解決策が出ない時であったり、
あるいは、解決策があなたからみて物足りない時どうするの?
ということについて書きたいと思います。
まず、なかなか相手から解決策が出ないときは、次の手順を踏みます。
1.「合っている間違ってるとかは関係ないから言ってみて」
2.「しいて上げるとすると、どんなことだろう?」
3.(あなたが解決策を持っている場合)「AとかBといった視点で考えるとどう?(ヒントを出す)」
まず、このように、ただ待つのではなく、
より部下が踏み出しやすいように、
そして、自分で答えを出させるようにします。
そして、これでも出なかった場合、
また、あなたから見て解決策が物足りないと感じた時は、
次のような手順を踏みます。
1.じゃあ、ひとつ提案(感じた事、伝えたい事)があるんだけどいい?
いい方法があるんだけど知りたい?
という形であくまでも指示や命令の形ではなく意見やアドバイスを言っていい?
という形を取ります。これによって部下はあなたの話を聴こうという体制が作れるのです。
2.あなたの提案、感じた事や伝えたいことをIメッセージで伝えます。
「~と私は思うんだけど、あなたはどう思う?」という形です。
※Iメッセージは、私はこう思うという伝え方です。
反対にYOUメッセージというものがあり
「あなた〇〇して」「あなた〇〇しなさい」
あくまでもあなたの意見を押し付けるのではありません。
3.相手の反応の理由を聞きます。
「いいと思います」⇒ なぜいいと思うの?
「それは違うんじゃないかなと思います」 ⇒ なぜそう思うの?
ここをしっかり拡げるー深めるーまとめてもらうを使います。
4.あなたの提案を部下が納得した場合
「じゃあ、具体的には、どうしていこうか?」
納得がいかなかった場合
「じゃあ、もう一回考えようか?」
ということで、もう一度、目的から見直します。
いかがでしょうか?
このようにすると、上司でるあなたの提案なんだけど、
きちんと部下に理由を話してもらうことで、
上司の意見⇒部下本人の意見に変換されるのです。
こうして、自分で考えてだした結論こそが、
自分で自発的に動き出すポイントです。
とにかく相手に答えを出してもらうことを意識しましょう!
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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