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部下との心の距離を縮めていく質問力とは?

COLUMN

こんにちは。
質問型コミュニケーション協会の安井です。

今日は
【部下との心の距離を縮めていく質問力とは?
というテーマでお伝えします。



結論として、
部下との心の距離を縮めていく質問力とは?
【相手が気づいていない、素晴らしいところを是が非でも見つける!】
という気持ちを質問に乗せていく力だと思います。

具体的なお話をすると、
私が研修等で上司の方を見ていると、
部下の為に一生懸命の方が多いんです。
これは素晴らしいですよね。

状況を詳しく、詳しく、詳しく(^^;聞いて
そして、目的達成の為に的確なアドバイスをする
という姿が多く目につきます。

しかし、、、
質問型コミュニケーションを活かした部下への
コミュニケーションでは、先ほど書いた
【相手が気づいていない、素晴らしいところを是が非でも見つける!】
そのうえで、必要なアドバイスをする。
というスタンスです。

例えば、このような形です。
一般的には、、、

「昨日はどうだった?」
「はい、こうこうこうで、、、(状況報告が続く)」
「ああ、それは、こうすればいいんじゃない?(こうしないとだめでしょ)」
「はい、そうですね、ありがとうございます」
「じゃあ、頑張って!」


それを、質問型コミュニケーション流で行くと、
「昨日はどうだった?」
「はい、こうこうこうで、、、(状況報告が続く)」
「なるほど、じゃあそれをどう感じた?どう思った?」
「はい、お客さまとよく話が出来て楽しかったです」
「いいね~!(いい話の時は、〇〇さんの)何が良かったんだと思う?」

という形で、あなたがアドバイスをするために
詳しい現状把握をするために質問する
というよりは、
部下の中にあるその出来事のイメージを共有するために質問し、
その状況を相手がどう感じているのか?どう思っているのか?
を質問する
のです。

そのうえで、相手の気づいていない素晴らしさを引き出す質問をします。

「それは、なぜそうなれたの?(相手の素晴らしい理由を質問)」
「え~、、、(相手は考え始めます)〇〇だったからでしょうか?」
「素晴らしいね~、どうして、そうしようと思ったの?(さらに深掘り)」
「やっぱり、お客様に幸せになってもらいたいからですかね。」
「それは、素晴らしいね!そういう気持ちをもって仕事してくれてるのが俺はうれしいよ!」

という形で最後は、相手の思いを引き出し、
しっかり承認をするのです。

まず、ここまでをしっかりすると、
部下から見て、上司であるあなたは、
自分の素晴らしさに気づかせてくれる有難い上司になるのです。

いかがでしょうか?
いいアドバイスをくれる素晴らしい上司だけでない魅力を付けてみませんか?

今日は長くなったので、ここまでとし、
次回は、この後、相手の自発性を育むためにどのような質問をするのか?
そして、アドバイスをするときはどのようにするのか?

ということをお伝えしたいと思います。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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