わかっていることから行動するために必要なことは?
コラム連載①
「わかっていること」から
「行動すること」
の間にある深い溝①
経営者やリーダーの方同士の会話で
よく聞くんです。
A社長「私が戦略を会社で決めて
やるように言っても社員は
思うようには動かんね〜」
B社長「だからよ!」
(沖縄方言・「そうなんだよ」)。
そんな時に
私はこんなふうに感じるんです。
もしかすると頭の中が
「何をするか」が多くなっていないかな・・・。
確かに重要で何をするか(目的)は
明確でなければなりません。
マーケティングでターゲットを決めたり、
評価制度を見直したり、
コンピタンシーを作って
そこで終わっている感じなんですよね。
いいものができたと満足してあとは任せる感じ。
できないとイライラして時には相手のせいにして・・・
もうお解りの方も多いと思いますが、
ここからもう一段、
「どうしたらできるか」
行動自体を考えなければと思うんです。
これは私が
セルフマネージメントのコーチングの中で、
人の行動原則に沿って質問し、
皆さんの成果に結びつけるために
意識している流れと同じです。
<人の行動原則>
感じ・思い→考え→行動→結果
実際にどうしたらできるのかまで
考えないと行動に移しにくいんです。
逆にここまで考えれば
行動に移しやすいと言うことです。
いかがでしょうか?
次回は「わかっていること」から
「行動すること」の間にある深い溝②
具体的にどうするの?、
誰が考えるの?
そんなお話です。
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。