「ほんの少し」〇〇を心がけてみよう!
こんにちは
質問型︎コンサルタント・質問型コミュニケーション協会トレーナーの林俊一です
先日、
数年ぶりに旧知の眼科医を訪ねました。
待合室で待っていると
医師と患者さんとの丁寧なやりとりが聞こえ、
実際自分の診察でも
丁寧に私の顔と検査のモニターの画面を
交互に見ながら時折笑顔で説明をしてくれ、
「あー、やっぱりきて良かったな」
と心底思いました。
同時に数年前の出来事を思い出しました。
当時私は、
自分の両親や妻の両親の付き添いで
いくつかの病院に通っていました。
それぞれが地域でも大きな総合病院で、
さまざまな医師の方々とお話をさせていただきました。
若い医師、経験をつまれ、
まさに自信に溢れた医師、
おだやかな人生経験を積まれた医師の方など
ほんとうに人それぞれいらっしゃいました。
どの先生も熱心に仕事をされている姿は
素晴らしいと思いました。
ですが、
そんな中で一つだけ不安に感じたことがありました。
それは今の医師の方々の興味、関心が
検査結果やモニター画面に向いていることがとても多く
肝心の患者さんが置き去りになっていないだろうか
ということでした。
もちろん触れ合った医師の方々全員が
そうだったわけではありませんが
「それにしてもなー」
という思いはずっと残っていました。
もちろん検査やデータが大事ではない
というわけではありませんし
むしろ大事でしょう。
ただ、
患者さんというのは
病気や身体の不調や痛みなどの
不安や辛さと戦っているのは事実です。
そういう患者さんたちと向き合い、顔を見て
「任せてください」
「大丈夫ですよ」
といった笑顔や言葉がけにより
どれほど勇気づけられるのか、
そしてそれがあってこその
検査結果、データだろう、
と思ったのです。
またこれは
何も医療の現場に限った話ではなく
我々の日常、会社、家族の中でも
ありがちではないかとも思うのです。
ほんの少しの挨拶、言葉がけ、
笑顔を向ける意識を持ち続けるだけで、
だれもが気持ちよくすごしていける
と思います。
人が気持ち良くなってくれれば、
こちらも嬉しくなります。
それが信頼につながり
いい雰囲気が生まれ
心と体の健康にもつながるでしょう。
そしてこの
「ほんの少し」
の積み重ねが
やがて必ず大きく花開くと
私は確信しています。
是非
「ほんの少し」
を心がけてみてはいかがでしょうか。
すこしでもお役に立てれば幸いです。
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。