「わかっていること」 から 「行動すること」 の間にある深い溝④
さて、前回は
「何をすべきではなく、
どうやったら行動でき、
実際に行動を変えていけるのかには
目的を明確にすること」
のお話をいたしました。
実行に移している方いますね・・・。
今回は、
目的に繋がる「実感」の行動
のお話です。
先ずは貴方が実感してください。
「会議で決まったことがいつまで経っても実現しない」他人事、
「部下はなぜ言ってもわからないのか」他人事、
「コンサルを入れて戦略を立てたのに実践できない」他人事、
「うちの社員の退職が止まらない」他人事、
世の中のせいでしょうか?
コンサル会社の担当者のせいでしょうか?
当該社員のせいでしょうか?
いえいえ他人事ではないですよ、
言わずとしれた貴方のせいです。
なぜなら
貴方がアイデアや知識を持って
頭で理解し良いと
「実感」
していても、
行動するのは貴方ではなく社員。
貴方の良いアイデアや知識が
必ずしも社員が良いと
実感していなかれば
行動に移せるわけがありません。
具体的に社員が
どのようにしたら行動し、
どのようにしたらできるのか、
そして
目的につながった実感ができるか
までを考えるまでが、
貴方の役割です。
そこで先ず
必要となるのは
そのアイデアを行動に移すためのアイディア、
もう一つのアイディアなのです。
そして
この部分を実感してもらうための前段階として
当該者と一緒に、
他人事ではなく
「自分たち事」
としてどう行動したらできるかを
一緒に考えていくのです。
次回は
「もう一つのアイディア」
を一緒に考える方法をお話します。
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。