「わかっていること」を「行動すること」に変えるための意識⑨
「わかっていること」を
「行動すること」
に変えるための意識
今回は前回の
具体的な質問の流れの解説です。
前回、
ご覧になられてどう感じましたでしょうか?
毎回のようにお伝えしますが、重要なのは
人の行動原則は、感じる→思う→考える→行動→結果、
行動を起こすには、
どうしたらできるかを自ら考え、
自ら考えるにはその思い(欲求)がなければなりませんし、
その思いが強く明確になればなるほど考え行動します。
実に明確です。
先月号の例をもう一度ご覧ください。
質問の流れも原理原則の通り、
質問側は状況的な質問から
感情(見えない部分)への質問に深めているのがわかりますよね。
また、書籍でも申し上げたのですが、
「感じる・思う」は心、
「考える」は頭、
「行動」は体、
心と頭と体にズレがある状態では
行動に喚起させづらいと思いますよ。
人は心、頭、体は一体と言うことです。
実際、
体動かせ、考えろとリーダーは誘発しますが、
どんな言葉が足りないかを
そろそろ気づかなければいけないと思いますが・・・
多くのリーダーは日々、
相手の不完全に対し変わってほしい、
改善してほしいと本気で思いながら、
本気で説得や教え指摘します。
でもその前に
自身のコミュニケーションの不完全さに気づき、
本気で改善することが最優先で、
結果的に社員や会社を良い方向に
効率よく改善できるような気がして
最近はならないのです。
いかがでしたでしょうか?
「わかっていること」を「行動すること」に
変えるための意識でお伝えしてきましたが、
結論から言えば相手よりもまず自分ということです。
私自身も相手にイライラしますし、
なんとかしたいと思います。
そんな時こそ客観的に自らの課題に目を向けるようにしています。
次回からは、
みなさんのオフィスのあるあるから、
日常の仕事を円滑に進めるにはをお伝えしていきます。
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。