「わかっていること」を「行動すること」に変えるための意識⑩
皆さんは「なぜ?」って言われて
どう感じますか?
以前の私は「なぜ?」って言われる側の時、
こう感じてました。
「なぜ、書類の順番をこうしたの?」
→『えっ!間違ってた?』 否定されたー
「なぜ、 今これやってるの?」
→「なんで〜、いけないの〜」 否定されたー
否定的な言葉として受け取って
「なぜ」恐怖症みたいな感じでした。
そして今思えば
「なぜ?」って言う側の時は、
相手を否定的に観て言ってました。
「(だめじゃないか)
なぜ、そんなことするのー」 威圧!
「(だめじゃないか)
なぜ、言った通りにやらないのー」威圧!
言葉に出さずとも
気持ちの中に否定から入って威圧的だったんです。
しかし、
「なぜ?」ってどんな時に使う言葉なんでしょうかね?
意味は、
理由や原因を問うのに用いる言葉となっています。
辞書には理由や原因を知るためだけで、
否定も肯定も記載されてないんです。
普段
「なぜ?」を否定や威圧で使っている人は、
本当に理由や原因を問う時に、
「なぜ?」が使えない方が多いんです。
結果、
理由を聞くことをせずに
「きっとこうだから」と決めつけてしまい
自分の思い込みのまま決めつけてしまい、
誤解、誤認となりがちです。
「人は同じ環境、同じ状況でも
感じ方、思い方、考え方、捉え方はそれぞれ」
です。
良い、悪い、合っている、間違っているではなく、
まずは「なぜ?」で理由を聞くことです。
聞いてみて
そこで感じたあなたの思いや考えで
改善やアドバイスをするのです。
何気ない、たった2文字の「なぜ?」が
人間関係を大きく変えていきますよ。
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。