なぜ1on1やコーチングを学んでもうまくできないのか?①
こんにちは、
質問型コミュニケーション協会の安井です。
今日から数回、リーダーや個人事業家が、
リーダーシップを発揮する上で、
身に着けておくといいコーチングの話を
5回にわたってお伝えしていきます。
「なぜ1on1やコーチングを学んでも
うまくできないのか?」
その根本的な理由をお伝えしていきます。
これは私だけではなく
コーチングを教えている人たちの間で
「うまくいかない人はほぼこれだよね」
と意見が一致する内容です。
もし、
なかなかうまくできないな、と悩んでいるのであれば
まずここを見直していただき、速攻行動してみてほしいです。
うまくいかない人の理由。
それは、、、
「そもそもあなた自身が
コーチングや1on1を受けて
凄くいいなあ!という体験をしていない」
これが一番の理由です。
なぜか?
人は自分自身がイメージできるものではないと
再現しようがない
のです。
子供が教えていないのにできるようになるのは、
見様見真似から入って
それをやりたいと思い
真似してやっていきます。
それはお手本を見て
イメージを得られるからできるんです。
ところがコーチングや1on1の研修は、
まだ受けてもいない段階で
例えば上司から、
「質問が大事なんですよ」
「こういう質問しましょうね」
「承認をしましょうね」
「こんなのが大事なんですよ」
と言われて
「確かに言われてみればそうだな」
と思ってやってみる程度なので、
インパクトとして自分の中に残ってないんです。
心からやりたいという気持ちがない段階で
スキルテクニックを学んでも弱いです。
先程のイメージを持ててるかという話ですけど、
例えば
モデル、お笑いコンビ、歌手とかでもいいと思うんですけど
そういう人達のことを見て
憧れを持ったり思いっきり笑ったり感動したりするから
「自分もこんな風にできたらいいな」
という気持ちが湧き上がってきますよね。
感情が動いていないのに
理屈だけ学んでも
うまくなりたい気持ちがないから
うまくなれないんです。
感情が動いて初めて
「自分もやってみたいな」
という思いが強くなる。
だから、
そういう思いがある人が研修を受けると
真剣に話も聞くし
やってみようと思えます。
自分ができるようになろうと思ったら
まず自分が受けていただきたいなと思います。
それもちょっとかじるというよりは
真剣に受けてみることをお勧めします。
そして、
その良さをしっかり味わってほしいなと思います。
人対人なので相性があるというのも否めないところです。
自分に合う人を見つけて、
その上で学ぶようにしていただけたら
格段にうまくなる!
ということで、
今日は以上にしたいと思います。
ありがとうございました!
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。