なぜ1on1やコーチングを学んでもうまくできないのか?⑤
「それはそうだろう」と思われたでしょうが、
改めて伝えるのは
自分の器以上に相手は成長しないから。
言い換えると、
自分の器以上に相手が成長していく、
つまり、自分にそれだけのリソースがあるからこそ
相手にそれ以上の成長があるということです。
コーチングとは、
基本的には相手から答えを導き出すものですので
自分の知らない分野であっても
コーチングが可能です。
しかし、それで済ませず、
自分自身のコーチングに関しても
心理学や個性診断といったコーチングに付随したもの、
その対象となる業界のことや
専門分野の状況を学ぶ姿勢を持つことがとても大事です。
それこそが本当にコーチとして
あなたという器を確立していく
大切な要素になるんじゃないでしょうか。
こちら側のフィードバック時にも
色んな学びがある方がリソース不足で
困ることがなくなります。
そうやって自分を成長させていくからこそ
どんな相手においても対応できるように
なっていくんじゃないかと思います。
例えば、
初めはその人に対して
コーチングができたのに、
相手がどんどん成長すると
視座が高くなっていきます。
相手の成長段階があなたを上回ると
あなたからコーチングを受ける意義を無くしたり、
他から学びを得ようと考えます。
それ自体は何も悪いことではありませんが、
自分が常に学び、クライアントの少し先を行くことで
共に成長していく循環になり、
良い意味で共にスパイラルアップしていけるのです。
ということで、
常に自分も相手以上の成長をし続けよう
という意識を強く持って実行
していただきたいなと思います。
いかがでしたでしょうか。
五回に渡ってお届けしてまいりました
コーチングについてですが、
学んでみたい、興味がある方は
ホームページやメルマガを
チェックしてください。
講座やコーチング自体も行なっていますので
良かったらどのようなものか
試しに受けてみていただければと思います。
ということで、今回は以上です。
ありがとうございました!

質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。