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自信がない人ほど、実は一番責任感が強い

yasui



こんにちは、安井です。

今日はちょっとだけ、よくある誤解について書いてみたいと思います。
タイトルにもある通り、「自信がない人ほど、実は一番責任感が強い」という話です。

職場でも、ビジネスの現場でも、日常の人間関係でも。
「なんであの人、動かないんだろう」「やる気がないのかな」と感じたこと、一度くらいはあると思います。

でもですね。
その見方、少しだけ角度を変えてみると、まったく違う景色が見えるかもしれません。

今日はそんなお話です。


目次 

① 動かない人は、本当にやる気がないのか

反応が薄いと、つい考えてしまいますよね。
「あ、興味なかったかな」とか、「刺さらなかったかな」とか。

これはまあ、人として自然な反応だと思います。
僕も普通にやります。

ただ、実際のところ。
反応が薄いことと、関心がないことは、必ずしもイコールではないです。

むしろ逆のケースも、結構あると感じています。

たとえば、ネットで何かを買おうとしているとき。
レビューをめちゃくちゃ読み込んで、比較して、悩みに悩んで。
その間、カートには何も入れない人っていますよね。

あの状態、外から見ると「全然買う気ない人」に見えます。
でも、本人の頭の中はフル回転です。

失敗したくない。
無駄なお金を使いたくない。
ちゃんと納得して選びたい。

つまり、慎重なだけです。

自分に自信がない人ほど、
「これを選んで本当に大丈夫だろうか」と何度も自分に問いかけます。

軽々しく動けない。
それだけの話です。


 ② この構造は、社内でも普通に起きている

この話、お客様だけに限ったものではありません。
社内でも、まったく同じ構造が見られます。

成果が出ていない人ほど、
実は責任をものすごく重く受け止めていることがあります。

失敗したらどうしよう。
迷惑をかけたらどうしよう。
評価が下がったらどうしよう。

こういう不安が、行動のブレーキになります。

一方で、行動力で結果を出してきた人。
このタイプの人は、「まずやってみる」で突破してきた経験が多いです。

だからこそ、
「なぜ動かないのか」が、少し見えにくくなります。

ここで、すれ違いが生まれます。

マネージャークラスを見ていると、
「この人、行動力でここまで来たなあ」と感じる方が本当に多いです。

それ自体は、めちゃくちゃ素晴らしいことです。
ただ、その成功体験が、別のタイプの人を理解しにくくすることもあります。

人間関係って、ややこしいですね。


 ③ 行動を促す前に、本当に必要なこと

人を動かそうとするとき。
ついやってしまうのが、「正解を教えること」です。

「こうすればいいよ」
「それ、考えすぎだよ」

悪気はないです。
むしろ、善意です。

でも、本当に必要なのは、そこではないことが多いです。

大事なのは、
相手の中にある不安や迷いを、言葉にしてもらうことです。

何を怖れているのか。
何を大切にしているのか。
本当はどうなりたいのか。

これを引き出すために使うのが、質問です。

質問と聞くと、
「テクニック」や「会話術」を思い浮かべるかもしれません。

でも、ものすごくざっくり言うと、
「相手の頭の中を一緒に整理する行為」です。

お客様に対しても。
部下に対しても。
これは、まったく同じです。


 ④ 信頼は「質問の質」で静かに決まっていく

質問型コミュニケーションという言葉があります。
これをものすごくざっくり言うと、「答えを押し付けない関わり方」です。

優しくすることとは、少し違います。
甘やかすことでもありません。

相手の中にある責任感や想いを、
ちゃんと信じて関わる姿勢です。

「この人は、いい加減だから動かないんじゃない」
「ちゃんと考えているからこそ、止まっている」

そう捉えられるかどうかで、
関係の質は大きく変わります。

動かない人。
あるいは、動けない人。

その奥には、
実は一番強い責任感があることが多いです。

だからこそ、慎重になります。
だからこそ、簡単にイエスと言えません。

そう考えると、
「何が引っかかっているんだろう?」と、自然に意識が向きます。

すると、不思議と。
質問も、自然に出てくるものです。


 ⑤ というわけで、少しだけ見方を変えてみる

というわけで。
反応が薄い人や、動かない人を見たとき。

「やる気がないのかな」と思う前に、
「責任感が強いのかもしれない」と、一度だけ考えてみてください。

それだけで、
相手との距離感は、少し柔らかくなります。

無理に動かさなくていいです。
無理に変えなくていいです。

ただ、見方を一段階ずらす。
それだけで、人間関係は驚くほど楽になります。

今日はそんな、新しい視点の提案でした。

それでは、
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日もまた、よい一日になりますように。


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