今日はですね、
「成長って、なんだか同じところをぐるぐるしている気がする問題」について書いてみたいと思います。
頑張っているのに手応えがないときや、
「また同じ課題に戻ってきたなあ」と感じる瞬間ってありますよね。
今日はそんなモヤっとした感覚を、
少しだけ言葉にして、
少しだけ見え方を変えてみる話です。
目次
① 成長には必ず「基礎」がある
どんな分野にも、必ず基礎があります。
これはもう、ほぼ例外がないと思っています。
スポーツでも、仕事でも、勉強でもそうです。
たとえば野球なら、キャッチボールです。
営業なら、相手の話をきちんと聞くことです。
ブログなら、読みやすい文章を書くことです。
地味ですよね。
正直、めちゃくちゃ地味です。
でも、この基礎こそが、
一番難しくて、一番奥が深い部分だと私は思っています。
なぜかというと、
基礎は「できているつもり」になりやすいからです。
キャッチボールなんて簡単そうに見えます。
話を聞くなんて当たり前だと思いがちです。
文章を書くなんて、日本語が分かればできると思ってしまいます。
とはいえ、
少し応用が入った瞬間に崩れるのも、
だいたいこの基礎です。
急にボールが取れなくなる。
相手の本音が分からなくなる。
文章が読まれなくなる。
だから私は、
遠回りに見えても、
基礎を丁寧に積み上げることが、
一番の近道なのではないかと思っています。
地味ですが。
本当に地味ですが。
② 課題は何度も目の前に現れる
ここで、ちょっと面白い話があります。
基礎って、
一度できたら終わり、ではないんですよね。
しばらくすると、
また同じような課題が目の前に現れます。
「あれ、またここか」
そんなふうに感じたことはありませんか。
私は、何度もあります。
正直、ちょっと心が折れそうになります。
このとき、多くの人が思います。
「自分は成長していないんじゃないか」と。
でも、ここで一度、立ち止まってほしいです。
よく見ると、
同じ場所に戻ってきたのではなく、
一段上から、
同じテーマに向き合っていることがほとんどです。
たとえば、
前は「相手の話を聞けていない」レベルだったのが、
今は「聞いているけど、要点をつかめていない」に変わっている。
これ、見える景色は似ていますが、
立っている場所は違います。
とはいえ、
渦中にいると、なかなか気づけません。
これは仕方ないです。
③ 見えている景色は前と違う
同じ課題に見えても、
自分の中身は確実に変わっています。
前回はできなかったことが、
今回は少しできていることがあります。
前回は気づかなかった違和感に、
今回は気づけていることもあります。
これって、
かなり大きな変化だと私は思います。
たとえば、
料理を始めたばかりの頃は、
包丁の持ち方すら分かりません。
でも少し慣れてくると、
今度は火加減が気になります。
さらに進むと、味付けの微調整が気になります。
ずっと「料理」という同じテーマですが、
悩みの質は変わっています。
成長とは、
一気にジャンプすることではなく、
レイヤーが一段ずつ上がっていくことだと思っています。
ここを、
「また同じだ」と見るか、
「一段上がった」と見るか。
この見方の違いで、
気持ちも、行動も、かなり変わります。
④ 一般的なアドバイスがしんどくなる理由
よく言われますよね。
「もっと成長しなきゃダメだよ」とか。
「同じミスを繰り返しているよ」とか。
言っていること自体は、
間違っていないことも多いです。
でも、
言われる側としては、
けっこうしんどいです。
なぜなら、
自分なりに考えて、
自分なりに前に進んでいるからです。
それなのに、
「同じ」に見えてしまうと、
全部が無駄だったように感じてしまいます。
これは、
成長を「直線」で考えてしまうからだと思っています。
成長は、
一直線に右肩上がりで進むもの、
というイメージです。
でも実際は、
螺旋階段みたいなものです。
横から見ると、
同じところを回っているように見えます。
でも上から見ると、
ちゃんと高くなっています。
視点が変わると、
評価も変わります。
⑤ 人を育てる視点にもつながる話
この考え方は、
人を育てる場面でも役立ちます。
部下や後輩が、
同じミスをしているように見えるとき。
つい、
「またか」と思ってしまいがちです。
でも、
中身をよく見ると、
少しずつ進化していることがあります。
ミスの種類が変わっていたり、
自分で気づいて修正しようとしていたり。
そこを見抜ける人は、
人の成長を加速させます。
これは、
営業として自分を振り返るときも同じです。
数字だけを見ると停滞しているようでも、
プロセスは確実に洗練されていることがあります。
成長は、
静かに、
しかし確実に積み重なっています。
⑥ というわけで、成長の見方を少し変えてみる
というわけで、
最後にお伝えしたいのは、とてもシンプルです。
「また同じ課題だな」と感じたら、
「どの高さから見ているか」を意識してみてください。
できていない自分を責めるより、
気づけるようになった自分を見てみてください。
完璧じゃなくていいです。
一気に変わらなくていいです。
基礎に戻ることは、
後退ではなく、確認です。
その確認が、
次の成長意欲につながっていきます。
今日の話が、
少しでも気持ちを軽くするきっかけになったら嬉しいです。