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伸びしろがあるのに止まるとき、足りないのは能力ではない

yasui



こんにちは、安井です。

今日は

「派手な結果よりも、地味な積み重ねを選ぶ」という姿勢についてです。

大きな成果をドンと出すことよりも、目の前の一人にきちんと向き合うこと。
それって実は、思っている以上に勇気がいる選択かもしれません。


① 派手な結果を出さないと意味がないのでしょうか

世の中ではよく、こんな言葉を聞きます。

「まずは結果を出そう」
「数字がすべて」
「目立った人が勝つ」

たしかに、それも一理あると思います。
分かりやすい成果は評価されやすいですし、周囲からの信頼も得やすいです。

でも。

それだけが本当に価値なのでしょうか。

たとえば、会社で大きなプロジェクトを成功させた人がいるとします。
ニュースにもなり、社内でも称賛されます。

一方で、毎日コツコツと部下の相談に乗り続けている上司はどうでしょう。
目立ちません。
表彰もされないかもしれません。

でも、10年後に「自分を支えてくれた人」として思い出されるのは、どちらでしょうか。

これは正解がある話ではありません。
ただ、私は後者の在り方に、どこか惹かれてしまうのです。


② 伸びしろがあるのに止まる感覚

「自分には、まだ伸びしろがあると思うんです」

そう言いながら、どこかで足が止まっている人をたくさん見てきました。
もしかしたら、あなたもそんな感覚を抱いたことがあるかもしれません。

能力がないわけではない。
努力もしている。
誠実にもやっている。

それなのに、突き抜けない。

正直、しんどいですよね。

周りはどんどん結果を出しているように見えるのに、自分は足踏みしているように感じる。
SNSを開けば、キラキラした成果ばかりが流れてきます。

「自分、何が足りないんだろう」と思ってしまうのも無理はありません。

でも私は、こう思うことがあります。

足りないのは能力ではなく、「噛み合うスタンス」なのではないかと。

スタンスというのは、ものすごくざっくり言うと「自分がどんな姿勢で取り組むか」ということです。

どんな関わり方をしたいのか。
どんなスピードで進みたいのか。
何を大切にしたいのか。

そこがズレていると、どれだけ努力しても、どこかでブレーキがかかります。

車のアクセルを踏みながら、同時にサイドブレーキを引いているような状態です。
進みにくいのは当然です。


③ 合わないやり方で無理をしないという選択

よくあるアドバイスに、こんなものがあります。

「成功している人の真似をしよう」

たしかに、再現性という意味では合理的です。
うまくいっている型を学ぶことは大事です。

でも、それが自分の性格や価値観と合っていなかったらどうでしょう。

たとえば、本当は一人ひとりと深く向き合うのが好きなのに、「とにかく数をこなせ」と言われ続けたら。
心のどこかが疲れてしまいます。

逆に、スピード感を持ってどんどん挑戦したい人が、慎重すぎる環境にいると、息苦しくなるかもしれません。

やり方を変える前に、まず考えたいのはこれです。

自分はどう在りたいのか。
どんな関わり方なら誠実でいられるのか。
何を積み重ねたいのか。

ここが曖昧なまま、結果だけを追いかけると、どこかで違和感が出てきます。

その違和感は、無視できません。

伸びる人というのは、自分と違う方向の努力を無理に続けません。
自分に合うスタンスに沿って、静かに、でも確実に積み重ねています。

派手ではないです。
でも、ブレません。


④ 共にあがれる関わり方とは何か

「まだ伸びしろがあるはずなのに、結果が出ない」

もしそう感じているなら、それはあなたがダメなのではないと私は思います。
まだスタンスが噛み合っていないだけかもしれません。

たとえば、受験勉強でもそうです。
朝型の人が無理に夜中まで起きて勉強しても、効率は上がりにくいです。
自分のリズムに合ったやり方を見つけた瞬間、スッと伸びることがあります。

仕事や人生も、少し似ているのではないでしょうか。

誰かのやり方をそのままなぞるのではなく、自分の呼吸に合うペースを探す。
その上で、目の前の一人に丁寧に向き合う。

それは、すぐに称号にはなりません。
SNSでバズることも少ないでしょう。

でも、どこかで誰かの記憶に残る。

私はそれを、けっこう信じています。

昨日の再会で、ふとそんなことを思いました。
過去に関わった人が「覚えています」と言ってくれたとき、派手な実績よりも、静かな積み重ねの重みを感じました。


⑤ 派手ではなく、でも確実に

世の中は、どうしても「分かりやすい成功」を求めがちです。
それ自体を否定するつもりはありません。

とはいえ、それだけが正解ではないと私は思っています。

地味でもいい。
ゆっくりでもいい。
でも、自分が納得できるスタンスで積み重ねること。

それは、遠回りに見えて、実は一番ブレにくい道なのかもしれません。

というわけで。

もし今、「自分はまだまだ伸びられるはずなのに」と感じているなら、能力を疑う前に、スタンスを見つめ直してみてください。

派手ではなく、でも確実に。

積み重ねは、すぐに形にならないこともあります。
でも、どこかで必ずつながると、私は思っています。

一緒に、噛み合う感覚を探していきませんか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
明日もよい一日になりますように。


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