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質問型における「会話が盛り上がる」承認(共感)とは?
今回は
質問型における「会話が盛り上がる」承認(共感)
の仕方についてお伝えしていきます。
承認(共感)がとっても大切。
というお話しは
日頃からお伝えしています。
ですが今回は、
普段とは
ちょっと違った切り口で
お話しさせていただきます。
「質問型における承認(共感)と質問の関係性」
普段と違う切り口、とは、
”承認(共感)の長さ”
についてです。
実はこれは、
講座の中で
参加者に指摘されて
気付いたことなんです。
よく質問型では、
相手が話をする割合と
こちらが話をする割合が、
8:2になるように!
ということをお伝えしています。
それと似たような表現で、
承認(共感)と質問の関係性を
数字で表すと、
あまり対話が盛り上がらないな〜
という時は、
承認(共感)が2、質問が8
という感じです。
一方、
対話が盛り上がっているな〜!
という時ほど、
承認(共感)と質問の割合が
5:5〜8:2
とかで、
承認(共感)の割合が圧倒的に多いのです。
盛り上がる承認(共感)と質問の割合
例えばこんな感じです
相手
「昨日、すごく楽しいことがありましてね、
●×▽なことがあったんですよ」
盛り上がる時は
こんな感じです。
「へ〜〜〜〜〜〜〜っ!いいですね!
それで?」
一方で
盛り上がらない時は
こんな感じです。
「あっ、それは良かったですね〜。
それで具体的にはどのようなことが楽しかったんですか?」
という感じです。
いかがでしょうか?
文字で表すとハッキリわかりますよね?
盛り上がらないときは、
割合も質問の長さが
圧倒的に短いですし、
承認(共感)の文字数も少ないですよね。
これって、
いかに
相手と同じ景色を
自分の中でイメージしている。
のか、
ただ、相手の話として
聴いてしまっているのか、
の違いでもあるんですよね。
相手と一緒のイメージで聴く
人はそもそも
関係性がまだ薄い相手に対しては、
防衛本能というものがありまして、
心をオープンにしません。
しかし、
例えば
同じ趣味や経験を持っていたりすることがわかると、
一気にその防衛本能がゆるみ、
親しい雰囲気になりますよね。
だからこそ!
相手と同じ目線や感覚になって、
一緒の雰囲気を味わうことをしないと、
いつまでたっても
対話が盛り上がらないのです。
先ほどの対話の例を見直してもらうと、
後者の方はどこか
他人行儀な感じをうけませんか?
A
「へ〜〜〜〜〜〜〜っ!いいですね!
それで?」
B
「あっ、それは良かったですね〜。
それで具体的にはどのようなことが楽しかったんですか?」
圧倒的に前者の方が
相手と一緒になってる雰囲気ですよね。
こういった、
「一緒の雰囲気」を
出していくには……
承認(共感)をしっかり長くして、
質問は短くです
対話をするときは
是非こちらを
意識して実践していきましょうね!!!
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質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。