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要注意!話を自分でまとめてしまってはいけません
今回は
「要注意!話を自分でまとめてしまってはいけません」
という内容です。
なぜやってはいけないのかというと、
質問型コミュニケーションにおいては、
相手にたくさん話をしてもらって、
例えば
営業であれば、
相手が自ら欲しいです!
やります!
といったことを
言ってもらったり、
部下やメンバーに対してであれば、
相手が自らこうします!
やります!
といったことを言ってもらったりという、
相手から自発的に
欲求や意思や決意を引き出す
ということが大切になります。
自発的に動き出すには?
そうでないと、
その欲求や意思や決意が弱いままに
なってしまうからです。
弱いままではちゃんと考えないですし、
ちゃんと行動してくれないですからね。
その代わり!?
強い欲求や意思や決意は、
しっかりとした考えになり、
しっかりとした行動につながるのです。
つまり、
こちらがほっておいたとしても!?
勝手に動き出すのです。
この差は大きいですよね!
営業マンにせよ、上司の立場にせよ、
相手がそのように
言ってくれた方がよくないですか?
ところが……
結構コミュニケーション上手な人ほど、
相手の話を自分でまとめてしまうのです。
やっぱり、
私はちゃんとあなたの話を聴いていますよ。
という証にもなりますし、
理解をしようとしているからこその
姿勢なんだと思います。
しかし、、、
この自分で話をまとめる行為というのは、
しっかりと合っている時や、
相手も自分で話が
ぐちゃぐちゃになっている時には
有効なのですが、
まとめた内容が合っていない時には、
相手には、
ああわかってくれていないな……
という印象を与えてしまったり、
自分の意思がまだ弱いために、
行動力が小さくなってしまう
可能性があるのです。
しかも、
まとめてもらうことで、
こちらの伝えた内容を
しっかり理解してくれているのかどうか
の確認にもなるために、
後ですれ違いがなくなるのです。
話を相手にまとめてもらう質問
例えばこんな感じです。
上司
「ということは、●●さんは、こう、こう、
こうしたいってことだね」
部下
「(いやちょっと違うんだけど、まあいっか。。。)そうですね、だいたいそんな感じです。」
上司
「じゃあ、それで進めようか」
部下
「(まあ、しょうがないか、、)はい」
それをまとめてもらうようにすると、
上司
「ということは、
●●さんはどうしたいのかな?」
部下
「こう、こう、こうしたいと思います!」
上司
「なるほど~!!!そういうことだね!素晴らしいね!じゃあそれでいこうか!」
という感じです。
いかがでしょうか?
ちょっとの対話の違いですが、
後者の方がすれ違いがないですよね。
ですから、
上司と部下の関係も良いものになります。
このちょっとの違いが
後に大きなすれ違いをなくしていきます。
上記は営業マンに置き換えても、
ただ人間関係を構築していく際にも、
まったく同じことが言えますからね!
上司と部下、
あるいは夫婦や親子関係であっても、
この小さな積み重ねは大きいですよ~!
是非、
話は相手にまとめてもらう!
ということを意識してみてくださいね!
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質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。