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質問スクリプトとは、例えていうなら“●の●”
今回は、
『質問スクリプトとは、例えていうなら“●の●”です』
というテーマでお伝えします。
この質問型コミュニケーションの特徴は、
コミュニケーションという目に見えないものを
“型”であったり、
“パターン化”して、
標準化していることが特徴です。
だからこそ、
例えば営業であったら
アポイントが取れるように……
部下や同僚、仲間に対してだったら、
気づきが生まれるように……
というゴールに向かって、
質問の順番であったり、
流れであったりを
スクリプト化している方も
多いのではないかと思います。
その時に、お伝えしたいのが、
質問スクリプトに縛られて
ガチガチにならないように!
ということです。
質問スクリプトとは、
例えていうなら
“竹の節”のようなものなのです。
スクリプトを使う際のコツ
これは、
どういうことかと申しますと、
創業者の青木さんがこんなたとえをします。
竹には、節がありますよね。
竹ってあの節があるから
天に向かって真っすぐに
伸びて立っていられるんですね。
節がなかったら、
あの細さですから
どんどんしなってしまいます。
天に向かってまっすぐは伸びていけないのです。
質問スクリプトも同じなのです。
皆さんが考えていただいた
質問のスクリプト(台本)は、
竹でいう節なのです。
節と節の間は、
柔軟にしておく必要があるのです。
会話における柔軟性とは?
というのも、
節と節の間、
スクリプトとスクリプトの間は、
相手の答えによって、
変化していきますよね。
これが生身の人間同士で行う
コミュニケーションの面白いところです。
Aという質問をしたら、必ずBが返ってくる、
あるいは、BかCのどちらか、
というようには
なかなか進まないのが現実です。
(もちろん進む時はそれでOKですからね!)
その節という認識がなく、極端な話、
相手の答えがどうなろうと、
次の質問、
次の質問、
という具合に進めてしまうと、
どこか対話が不自然になってしまいます。
相手の答えに応じて、
しなやかに受け止めていきながら、
そして、
きちんと節目を作ること。
それこそが自然な対話へと発展していきます。
ですから、
★とにかく早いところ
質問のスクリプトを作り、覚えて、
カンニングしなくても、
スラスラ出るようにすること。
スクリプトの流れが
自分の頭の中でしっかりと分かっていれば、
次にする質問は……
などと考えることなく、
お相手との会話に
集中して話を聞けるので、
その時々のお相手の答えにも
対応できますよね。
なので、
この状態を一刻も早く作って、
そして、
柔軟に対応できるようにしましょう!
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質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。