コラムCOLUMN
「自分にとってのバランス」を見つけるために
「自分にとってのバランス」を見つけるために
日々の生活で「バランス」を意識して生きることは、簡単なようでとても難しい課題です。
「仕事とプライベートを50:50にしたい」「健康的な食生活を送らなければならない」と、理
想の形を追い求めるあまり、かえって不均衡に陥ることはありませんか?
実は、バランスの支点は人によって大きく異なります。真ん中が必ずしも最適ではなく、
少し右や左に寄ったところに自分にとっての「ちょうどいい支点」があることがほとんどです。
この記事では、日常生活や仕事における具体例を交えながら、
「自分にとってのバランス」を見つける方法についてお伝えします。
目次
- 1. 自分にとっての「仕事とプライベート」のバランス
- 2. 健康的な食生活の「ちょうどいい支点」
- 3. 自分との対話を日々の習慣にする
- 4. バランスが崩れたときに訪れる「反作用」
- まとめ: 自分らしいバランスを探る旅
1. 自分にとっての「仕事とプライベート」のバランス
具体例:リーダーとしての挑戦
ある経営者のAさんは、平日はほとんど仕事に時間を割き、
週末には家族との時間を最優先するライフスタイルを選んでいます。
一見すると「90:10」という偏ったバランスに見えますが、
Aさんにとってはこれが最適。
週末の家族との時間に全力を注ぐことで、
仕事にも全力を尽くせるエネルギーを得ているのです。
逆に、Bさんというフリーランスのデザイナーは「60:40」のバランスを意識しています。
平日は夜まで仕事をこなしつつも、午前中に趣味の絵を描く時間を取り入れています。
Bさんにとって、プライベートな時間を日々少しずつ取り入れることが、
長期的に健康的な働き方につながるのです。
ポイント: 自分がエネルギーを補充できる方法や、
周囲との関係性を維持する方法を見つけることが大切です。
他人のバランスに影響されるのではなく、自分にとってのベストな比率を探りましょう。
2. 健康的な食生活の「ちょうどいい支点」
具体例:健康志向からの脱却
Cさんは一時期、健康志向にこだわりすぎて
「糖質ゼロ」「脂肪ゼロ」の食事ばかりを選んでいました。
しかし、これが原因でストレスがたまり、甘いものを欲しがる衝動に駆られ、
夜中に過食をしてしまうことがありました。
現在では、「平日は健康的な食事を意識し、週末には好きなスイーツを楽しむ」
というルールに切り替え、心身の健康を取り戻しています。
また、Dさんは職場のランチ会で同僚と楽しむことを優先し、
「完璧なダイエット」よりも「コミュニケーション」を重視することで、
ストレスのない日々を送っています。
ポイント: 健康と楽しみを両立させることが、長続きする健康的な生活につながります。
自分がリラックスできる「余白」を持つことが大切です。
3. 自分との対話を日々の習慣にする
具体例:日記で振り返る時間
Eさんは忙しい日々の中で、自分を見失わないために「5分間日記」を取り入れています。
寝る前に1日の出来事を振り返り、感じたことや改善したいことを書き留めることで、
心のバランスを保っています。
さらに、Fさんは毎朝10分間の瞑想を習慣にしています。
深呼吸をしながら自分の気持ちを確認し、今日1日何を大事にしたいのかを考えることで、
心が整い、一日を穏やかに始められると言います。
4. バランスが崩れたときに訪れる「反作用」
「仕事ばかりで家庭を顧みない」「健康志向にとらわれすぎる」といった状態が続くと、
最終的には大きな反作用が生じます。
例えば、家庭が崩れる、健康を害する、精神的に疲弊するなどの問題です。
具体例:過去の失敗から学ぶ
Gさんはかつて、仕事に没頭するあまり家族との時間を犠牲にしていました。
その結果、子どもとの関係がぎくしゃくし、妻とも衝突が増えることに。
しかし、休日に家族との「ディナータイム」を設けることで、徐々に関係が改善していきました。
まとめ: 自分らしいバランスを探る旅
バランスを見つける旅は、自分との対話が鍵です。
「自分にとってちょうど良い支点はどこか」を常に考え、試行錯誤しながら進むことで、
理想のバランスに近づくことができます。
今年も、あなたらしいバランスを見つけ、理想のライフスタイルを手にしましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
それでは、良い一日を!
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。