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節目を振り返るということ
節目を振り返るということ
日々、業務や目標に追われていると、なかなか立ち止まる時間が取れないものです。
しかし、節目を迎えるタイミングは、過去を振り返り、
自分の軌跡を確認する貴重な機会となります。
例えば、創業記念日や新しい事業の立ち上げ、チームの成果発表の時など、
普段見えづらかったものに気づけるチャンスでもあります。
リーダーとして日々奮闘している皆さんも、
一度「なぜこの道を選んだのか」「どんな想いで始めたのか」を振り返ってみてはいかがでしょうか。
それが、これからの選択をより明確にし、未来を切り開くヒントになるはずです。
目次
1.変わらない想い、変わるべき行動
目標やビジョンは長い年月をかけて築かれますが、
その実現方法は時代や経験に応じて変化するものです。この「柔軟な変化」が成長を生む大きなポイントです。
具体例:
私が事業を始めた当初、
「自分がかつて経験したような、人生に迷う人のサポートをしたい」
というシンプルな想いが原点でした。
しかし、ただ個人にコーチングを提供するだけでは、多くの課題を解決できないと気づきました。そこで、以下のようにアプローチを広げてきました。
- リーダーにコーチングの価値を知ってもらい、実行してもらうことの重要性に気づく
- コーチングを単なる手法に留めず、チームや組織全体の調和と成長を目指すサポートを開始
- 社会や働き方の変化に合わせて、研修やサポートの内容をアップデート
このように変化し続けることで、
より多くの人の成長と成功に寄与できる仕組みを築いてきました。
どんなに環境が変わっても、
核となる想いを持ちながら進化を続けることが鍵だと感じています。
2.あなたにとっての節目とは?
あなた自身にとっての「節目」とは、どんなタイミングでしょうか?
人生の中でターニングポイントを迎えた瞬間や、
成功と失敗を通じて得た学びを振り返ることで、
これから進むべき道がクリアになることもあります。
具体例:
あるリーダーは、チームの業績が伸び悩んだタイミングで、
メンバーとの対話に時間を割くことを決意しました。
それを通じて、個々の価値観や働き方を理解することで、
目標達成のための新たな方向性を見出しました。
結果、チーム全体のモチベーションが上がり、業績も回復したのです。
皆さんも、これまでの経験の中で転機を迎えた時期や、
そこから得た教訓を振り返ってみてください。
そうすることで、これからの未来に繋がるヒントが得られるはずです。
3.これからも共に歩んでいきましょう
リーダーとしての成長を支え合うことが、
未来を創る原動力になると信じています。
18年前の初心を忘れず、
これからも経営者やリーダーの皆さんがより良いチームを築けるよう全力でサポートしていきます。
具体例:
過去にサポートさせていただいたある企業では、
リーダーが節目ごとにチーム全員と「初心を振り返る会」を実施していました。
これにより、組織全体でビジョンの共有が進み、
次のステップへ一丸となって進むことができました。
皆さんと一緒に歩みを続け、未来を創るお手伝いができることに感謝しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
明日もよい一日となりますように。
質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。