コラムCOLUMN
「承認する力」が苦手?練習で身につける方法
「承認する力」が苦手?練習で身につける方法
最近、あるリーダーの方からこんな悩みを打ち明けられました。
「私、人を褒めたり、承認するのが苦手なんです。」
このようなお悩みは、意外と多くのリーダーが抱えています。
実際、研修を行うと、多くの方が「承認する力」が足りないと感じていることに気づかされます。
ですが、安心してください。このスキルは練習によって、誰でも身につけられるものです。
今回は、承認力を高める方法をご紹介します。
目次
1.承認する力も練習が必要
承認力はコミュニケーションの一部
プロのスポーツ選手が試合前に練習するように、承認する力もまたトレーニングが必要です。
しかし、コミュニケーションスキルは試合(=日常の会話)が突然やってきます。
ほとんどの人が練習なしで本番に挑みますから、承認することに苦手意識を感じるのも無理はありません。
承認する力を鍛えるために
おすすめなのは、テキストコミュニケーションを使った練習です。
LINEやメールといった普段のやり取りを活用することで、言葉を選びながら、
余裕を持って褒める力を鍛えることができます。
例えば、部下とのやり取りや家族とのコミュニケーションでも練習できるので、
日常生活の中で自然に身につけることが可能です。
2.テキストでの練習が実践につながる理由
相手の言葉をじっくり読む
テキストでのコミュニケーションは、会話とは異なり、
じっくり相手の言葉を読み返す時間があります。
この時間を活かして、相手を「承認するポイント」を見つけることが大切です。
具体例:
例えば、部下から送られてきた報告メールに対して、
単に「了解です」ではなく、次のように承認を加えてみましょう。
「報告が具体的でわかりやすいね。ありがとう。」
この一言を加えることで、相手が自分の努力を認めてもらえたと感じ、
さらにモチベーションがアップします。
これを繰り返すことで、承認することが自然にできるようになり、
日常の会話にも活かせるようになります。
スキルを実践で活かすために
チームの士気を高める承認力
「承認力」は、チームの士気を高め、リーダーシップを強化する重要なスキルです。
特に、女性社員を多く抱えるリーダーや経営者にとって、職場の雰囲気づくりに大きく役立ちます。
女性は特に、承認されることで自信を持ち、仕事への意欲が向上します。
私のセミナーでは、
こうしたコミュニケーションスキルを日常に取り入れるための具体的な方法をお伝えしています。
例えば、部下の良い点を見つけてフィードバックを与えることで、部下との信頼関係を築き、
チーム全体のモチベーションを向上させる方法を学べます。
3.次回セミナーのご案内
「承認力」を磨くために、ぜひ次回のセミナーにご参加ください。
実際にどういったコミュニケーションを取るべきか、実践的な方法を一緒に学び、
あなたのリーダーシップをさらに強化しましょう。
- セミナー日時: 2月8日(土)10:00~11:30
- テーマ: 「承認力を高めてチームの成長を促進する方法」
- 形式: オンラインセミナー
- 内容: 承認力を高めるための実践的なスキルと、その効果的な活用方法
もしご参加が難しい場合でも、後日動画配信をご希望いただけます。
4.最後に
「承認力」はリーダーシップを高める大切な要素です。
コミュニケーションスキルは練習を積み重ねることで誰でも向上させることができます。
日常の中で少しずつ承認の言葉を加えていくことで、
あなたのリーダーシップに大きな変化が生まれるはずです。
ぜひこの機会に「承認力」を磨き、チームの成長を加速させてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
良い一日を!

質問型コミュニケーション協会代表理事
30代の頃、激務に追われ自身の心身のバランスを崩しうつ病で休職。
その頃にコーチングに出会い人生が大きく変化。
累計発行部数20万部の質問型営業開発者青木毅からコーチングや質問型営業を習いその後、15年10,000時間に及び、相手の深い価値観を引き出し寄り添うコーチングを行う。
中小企業社長様から中学生まで多種多様な方のサポートをしてきた経験から質問型コミュニケーションを法務省等の自治体、および製造業・士業・保険会社・介護・製薬会社・美容業等へと広める活動をしている。好きなものは奥さんとの神社巡りと歌うこと。実は過去に音楽活動をしていました。