コラムCOLUMN
心の整え方 ドタキャン対応について
こんにちは!安井です。
今日は「予定をすっぽかされたとき、どう心を整えるか?」について書いてみたいと思います。
というのも、ここ最近、私自身がセッションやセミナーで何件か“連絡なしのドタキャン”を経験しました。いや〜、なかなかメンタルにきますよね。つい「せっかく準備したのに!」と、がっくりしてしまいました。
このブログでは、そんな時に私が心をどう整えているのか、そして「相手を責めないためのちょっとした考え方」についてお話ししてみます。
目次
- 【1】「ドタキャンされて落ち込む」は普通の感情です
- 【2】一般的なアドバイス:「気にしないほうがいいよ」問題
- 【3】「相手の背景を想像してみる」という視点
- 【4】「準備した自分」をちゃんと評価する
- 【5】とはいえ…落ち込む日はあります
- 【6】というわけで
【1】「ドタキャンされて落ち込む」は普通の感情です
まず大前提として、「がっくりする」って自然な感情です。準備もして、時間も空けて、「よし、やるぞ!」と気持ちを高めていたところに、無言の欠席。そりゃ落ち込みます。
たとえるなら、楽しみにしてた友達とのごはん、当日現れない。しかも連絡もない。え、え?…みたいなあの感覚。
でも、こういうとき「自分が弱いから落ち込むんだ」と思う必要はありません。むしろ落ち込むということは、それだけその人に向けて真剣だったという証です。
【2】一般的なアドバイス:「気にしないほうがいいよ」問題
こういう時、よくあるアドバイスが「気にしないのが一番だよ」です。うん、わかります。たしかにそれができれば理想。
ただ、この言葉には少し問題があります。なぜなら、気にしない“ふり”をしていても、心の中ではずっとモヤモヤしていたりするからです。
無理やり「気にしない!」と思おうとすると、逆に感情が抑え込まれて、あとから爆発したり、次の行動に影響したりすることもあります。
じゃあ、どうすればいいのか?
【3】「相手の背景を想像してみる」という視点
私が実践しているのは、「相手の背景を想像してみること」です。これは、相手を無理に許すという意味ではありません。自分の気持ちを落ち着かせるための“脳内エクササイズ”みたいなものです。
たとえば、こんな可能性が考えられます。
-
単純に忘れていた(確認の習慣がない)
-
体調不良や急なトラブルで連絡ができなかった
-
当初のやる気が続かず、申し込んだことすらプレッシャーになっていた
-
優先順位をつけるのが苦手で後回しにしてしまった
-
「すみません」と言いにくくて連絡をためらった
どれも、自分が“される側”になるとつい「なんで?」と思ってしまうものですが、逆の立場だったらありえなくもないことばかりです。
そして、こうやって背景を想像することで、「相手の人間らしさ」が見えてきます。完全無欠な人間なんて、いませんからね。
【4】「準備した自分」をちゃんと評価する
もう一つ大切にしたいのが、「自分の準備を誇っていい」ということです。
連絡がなくて、結果的にセッションが流れたとしても、「あの人のためにちゃんと準備した」という事実は消えません。むしろ、その姿勢自体が、すごく尊いと思うんです。
たとえば、誰かの誕生日にプレゼントを用意したけど、当日その人が来なかったとしても…プレゼントを選んだ時間って、やっぱり素敵なものじゃないですか?
私は、その“プレゼントを選んだ時間”を無駄にしたくないからこそ、自分の準備の価値をちゃんと認めるようにしています。
【5】とはいえ…落ち込む日はあります
もちろん、これらの考え方を持っていても、感情が波立つ日はあります。心って、そう簡単にはコントロールできないものです。
そんなときは、「あー落ち込んでるな、私」と自分に声をかけて、ちょっとだけ自分に優しくするようにしています。
美味しいものを食べたり、散歩したり、誰かと他愛もない話をしたり。それだけでも、ずいぶんリセットされるものです。
【6】というわけで
予定をすっぽかされたときの心の整え方、それは「相手の背景を想像すること」と「準備した自分に価値を見出すこと」。
どちらも、感情をまるっと消す方法ではありません。でも、気持ちをやさしく着地させるには、ちょうどいい視点だと思っています。
もし同じような気持ちを抱えることがあったら、どうか思い出してみてください。
あなたが準備したその時間、ちゃんと意味があります。
そして、そんな自分を、少しでも誇りに思えますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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