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「またやってしまった…」を繰り返さないための超シンプルな工夫
こんにちは!安井です。
今日は、ちょっと肩の力を抜いた話から始めたいと思います。
テーマは「忘れ物」や「うっかりミス」の話です。
ええ、誰にでもありますよね。
でも…私の場合、最近ちょっと多すぎるんです。
目次
- 【1】「またやってしまった…」を繰り返す日々
- 【2】「意識すれば防げる」は幻想かもしれない
- 【3】「注意」よりも「仕組み」がミスを減らす鍵
- 【4】「仕組み化思考」はビジネスにも効く
- 【5】「ミスを減らす」より「ミスできない構造」を考える
- 【6】「自分の行動パターン」を知るのが最初の一歩
- 【7】「習慣化」も仕組みで乗り越える
- 【8】というわけで、今日のまとめ
【1】「またやってしまった…」を繰り返す日々
空港で財布を落としたときは、心臓が止まるかと思いました。
まさに血の気が引くとはこのことか…と。
結局、親切な方のおかげで無事に手元に戻ってきたのですが、それ以来ちょっとだけ慎重になったんです。
…はずだったのに、数日後にはまたやっちゃったんです。
4日間のビジネス研修。
毎日スーツ着用ということは、もちろんベルトも必要。
ところが、ホテルでスーツに着替えようとした瞬間に気づきました。
「…あれ?ベルト、どこ?」
ベルト、忘れてました(笑)
【2】「意識すれば防げる」は幻想かもしれない
こうなると、さすがに考えますよね。
「自分はなぜ、こんなにも同じミスを繰り返すのか?」
一見すると、単なる注意不足に思えます。
「もっと気をつけよう」
「ちゃんと確認しよう」
そう言われることも多いですし、自分でもそう思います。
でも、よくよく考えてみると、そもそも“気をつけよう”と思っていたこと自体を忘れているんですよね。
…いやもう、どうしようもない(笑)
【3】「注意」よりも「仕組み」がミスを減らす鍵
そこで、私はある結論にたどり着きました。
「注意する」のではなく、「忘れようのない仕組みをつくる」こと。
今回のベルト問題も、こう対策しました。
キャリーバッグに、予備のベルトを一本常備しておく。
たったこれだけで、次からベルトを忘れることはまずありません。
「使ったら戻す」というのは、意外とリスクが高いです。
だから、出し入れそのものをやめるという構造にすることで、忘れ物のリスクを限りなくゼロに近づけるわけです。
【4】「仕組み化思考」はビジネスにも効く
この考え方、実は仕事でもまったく同じことが言えます。
たとえば、部下に「ミスをしないように気をつけてね」と言っても、うまくいかないことが多いです。
なぜなら、「気をつける」という行為は、精神力に頼るやり方だからです。
疲れている日、忙しい日、テンションが上がらない日。
そういうとき、人間は必ずミスをします。
だからこそ、ミスが起きにくい仕組みそのものを作ることが、マネジメントでは大事なんです。
【5】「ミスを減らす」より「ミスできない構造」を考える
たとえば、こんな仕組みが効果的です。
・チェックリストを作って、最後に必ず確認する
・使い終わったらその場で補充するルールをつくる
・リマインダーをセットしておく
・重要な作業は、必ずダブルチェックを義務化する
どれも一見当たり前のことに見えますが、ポイントは「人の意志に頼らず、仕組みとして自動的に動く状態にしておく」ことです。
【6】「自分の行動パターン」を知るのが最初の一歩
忘れ物やうっかりミスって、「またやってしまった…」という自己嫌悪につながりがちです。
でも、それを「自分の性格だから」とか「年齢のせいだから」と決めつけるのはもったいないです。
もっと現実的に考えて、
**「どんなときに、どんなパターンで失敗しているのか?」**を観察してみると、だいたい同じ流れがあります。
・急いでいるときに準備が雑になる
・前日に確認をしないまま寝る
・「あとでやろう」と思ってそのまま忘れる
こんな感じで、自分の中にある“うっかりパターン”を見える化してみてください。
【7】「習慣化」も仕組みで乗り越える
ついでに言うと、何かを「続けたい」と思っているときも、この仕組み化思考はとても役立ちます。
「毎日ブログを書きたい」
「朝早く起きたい」
「日報をサボらず出したい」
こういうことも、自分の意志に頼っているうちはなかなか定着しません。
だからこそ、毎朝のルーティンに「書く時間」を先にブロックしておくとか、スマホのホーム画面に「日報提出」のショートカットを置くとか。
仕組みと構造を味方につけると、ぐっと楽になるんです。
【8】というわけで、今日のまとめ
もしあなたが、「またやってしまった…」と感じることが多いなら。
その原因は、意識の低さや能力の問題ではないかもしれません。
ただただ、「仕組みが足りていない」だけ。
そう思えたら、少しだけ気持ちが軽くなりませんか?
人間は完璧じゃない。
だからこそ、「完璧じゃない自分がうまく回る仕組み」を考えることが大事なんです。
ぜひ、ご自身でもやってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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