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売り込みなしで成果を出せる営業スタイルって、本当にあるの?
こんにちは!安井です。
今日は「売り込みなしで成果を出せる営業スタイルって、本当にあるの?」というテーマについて書いてみたいと思います。
営業と聞くと、多くの人が「押し売りっぽいことをしなきゃいけない」と思いがちです。特に女性の方や、コミュニケーションを大切にする方にとっては「売ること」って、なんだか心苦しいものだったりしますよね。
でも、実はそんなイメージを根本から変えてしまう方法があります。
その鍵となるのが「質問型コミュニケーション」なんです。
目次
- 【1】よくある営業のイメージ、こんな感じじゃないですか?
- 【2】質問型コミュニケーションって何?
- 【3】とはいえ、「聴くだけで売れる」なんて、うさんくさくない?
- 【4】「自分軸」を見つけるという第一歩
- 【5】面談で変わった「話し方の型」
- 【6】「営業=売り込むこと」じゃない、と気づいた瞬間
- 【7】というわけで:「売らずに売れる」は、幻想ではなかった
- 【8】最後に:質問型コミュニケーションは、営業だけじゃない
【1】よくある営業のイメージ、こんな感じじゃないですか?
「とにかく商品のメリットを伝えよう!」
「断られてもめげずにクロージング!」
「押せば通る!熱意が大事!」
こういった“昔ながらの営業”って、たしかに一部の業界や状況では効果があるかもしれません。でも、多くの人にとっては、プレッシャーが強くて長続きしません。特に、話すのは好きでも“営業トーク”になると気後れしてしまう、という方にはかなり負担が大きいはずです。
実際、「営業が苦手です…」と感じている女性の方、すごく多いんですよ。
【2】質問型コミュニケーションって何?
「質問型コミュニケーション」とは、その名の通り「質問」を中心にしたコミュニケーションスタイルのことです。
ものすごくざっくり言うと、「自分が話す」のではなく「相手に話してもらう」のが基本スタンスになります。
たとえば、こんな会話の違いです。
一般的な営業:
「こちらの保険商品、月額○○円でこんなにお得です!」
質問型コミュニケーション:
「将来に対して、どんなことが不安ですか?」
「ご家族との時間をどう過ごしたいですか?」
後者のほうが、ずっと相手に寄り添ってますよね。
大事なのは、「売ること」じゃなくて「聴くこと」。
そこから、相手が本当に必要としているものを一緒に見つけていくのです。
【3】とはいえ、「聴くだけで売れる」なんて、うさんくさくない?
そう思われた方もいるかもしれません。
でも、このアプローチを実践して、実際に成果を上げた方がいます。
たとえば、ファイナンシャルプランナーのAさん。
最初は、どれだけ頑張っても成果が出ない…。
「なんでこんなに疲れるんだろう」と悩んでいたそうです。
そこで取り組んだのが、自分自身の価値観の棚卸しと、質問型の営業スタイルの習得でした。
【4】「自分軸」を見つけるという第一歩
営業をうまく進めるために、意外と見落とされがちなのが「自分は何のためにこの仕事をしているのか」という軸です。
Aさんが最初にやったのは、「なぜこの仕事を選んだのか」「どんな人をどう支えたいのか」「自分らしさって何か」を深掘りすることでした。
これが、自分に合った営業スタイルを作るための土台になります。
たとえるなら、料理でいう“だし”のようなもの。
どんな具材や調味料を使うにしても、土台の味がしっかりしていないと、全体がぼやけてしまいます。
【5】面談で変わった「話し方の型」
その後、Aさんが身につけたのが以下のようなコミュニケーションスキルです。
・相手の感情に寄り添う質問の仕方
・第一印象を整える自己紹介文
・パートナーとして寄り添うマインド
・相手から「欲しい」と言ってもらえる提案の組み立て
・楽しく続けられるロールプレイングの仕組み
これを聞くと、「難しそう…」と思われるかもしれません。
でも、実際のトレーニングでは、身近な会話や日常のやりとりを題材にしながら、自然に身につけていく方法が採られているんです。
【6】「営業=売り込むこと」じゃない、と気づいた瞬間
Aさんの言葉が印象的でした。
「人と話すのは好きなのに、営業となると急にハードルが上がってしまって…」
「でも、質問を通じて相手に寄り添うようにしたら、自然と心が開かれていくのを感じました」
これは、営業というより、信頼を築く対話そのものですよね。
お客様からも
「あなたに話してよかった」
「ありがとう」
といった言葉をもらえるようになったそうです。
そしてその結果、Aさんは国際的な生命保険・金融プロフェッショナルのトップクラスが集まる**MDRT(Million Dollar Round Table)**の基準もクリアされました。
※MDRTとは、世界70か国以上、金融・保険業界のトップクラスの営業パーソンだけが入会できる国際的組織。
年間の実績や倫理観、専門知識が厳しく問われる、非常に名誉ある称号です。
これって、すごく素敵なことだと思いませんか?
【7】というわけで:「売らずに売れる」は、幻想ではなかった
結局のところ、「売り込まずに売る」というのは、テクニックではなく「姿勢」なんです。
・相手を尊重する
・本音を引き出す
・無理に説得せず、共に考える
この姿勢があれば、営業が苦手だった人でも成果を出すことができます。
そして、それはお客様との信頼関係をベースにしているからこそ、長続きするスタイルになるのです。
【8】最後に:質問型コミュニケーションは、営業だけじゃない
このスキルは、実は仕事だけでなく、家庭や友人との関係にも活きてきます。
「人の話をちゃんと聴ける人」って、どんな場面でも信頼されやすいですよね。
営業が苦手と感じている方。
あるいは、部下やスタッフに営業力をつけてほしいと思っている経営者の方。
ぜひ一度、無料相談をご利用いただけたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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