コラムCOLUMN
“営業が苦手”だと思っているあなたに
こんにちは!安井です。
「営業って聴くだけで、どうも苦手で…」
「売るって言葉にすごく抵抗があるんです」
そんな声、よく耳にします。というか、私自身がそうでした。
今日はそんな「営業に対する苦手意識」について、ちょっと違った視点からお話したいと思います。
「苦手だ」と思っていることの中に、実はあなただけの“強み”が眠っているかもしれませんよ。
目次
- 【1】「営業が苦手です」というあなたへ
- 【2】一般的な営業のイメージって、実は幻想かもしれない
- 【3】「苦手なこと」と「得意なこと」は、紙一重
- 【4】「この人と話すと、なんか安心する」が最大の武器
- 【5】テンプレ通りじゃなくていい。あなたの感性こそ、価値です
- 【6】質問力 × 共感力 = 選ばれる営業
- 【7】押すんじゃなくて、寄り添うことで選ばれる
- 【8】「向いていない」と決めつけるのは、まだ早い
- 【9】新しい営業の形は、あなたの中にある
- 【10】というわけで…
【1】「営業が苦手です」というあなたへ
営業という言葉を聞くだけで、少し身構えてしまう。なんだか、ゴリゴリ売り込むようなイメージが頭に浮かぶ。
それ、すごくよくわかります。
私も最初の頃は、「売る=押しつけること」だと思い込んでいて、気が重くなる一方でした。
でも、その「苦手かも…」という感覚って、実はとても大事な感性かもしれません。
なぜなら、その違和感がある人ほど「相手の気持ちを考えられる人」だからです。
【2】一般的な営業のイメージって、実は幻想かもしれない
「トップ営業マンの秘訣は、とにかく押せ!」とか、「断られてからが勝負!」みたいなアドバイス、よく見かけますよね。
もちろん、それが効果的な場面もあると思います。
でも、そのやり方を無理して真似した結果、「自分には向いてない」「やっぱり営業なんて苦手だ…」と、ますます苦手意識が強くなる方も多いんです。
つまり、多くの人が持つ営業の「常識」って、実は一部の人にしかフィットしないやり方かもしれないんです。
【3】「苦手なこと」と「得意なこと」は、紙一重
ここで、ちょっと視点を変えてみましょう。
営業が苦手と言う人の多くは、こんな特性を持っています。
-
人とじっくり話すのが好き
-
相手の気持ちをよく察する
-
相手のペースに合わせようとする
-
断られたら傷つくくらい、相手を大事にしている
どうでしょう?どれか当てはまりますか?
実はこれ、営業で成果を出す人たちに共通する特徴なんです。
つまり、「売り込み」は苦手でも、「寄り添う」「気づく」「提案する」は得意。これ、立派な営業力なんです。
【4】「この人と話すと、なんか安心する」が最大の武器
今は、あらゆる情報が簡単に手に入る時代です。
価格やスペックの比較は、ネットでサクッとできます。
だからこそ、最後の決め手になるのは「誰から買うか」です。
・説明が上手な人
・割引をしてくれる人
ではなく、
「この人と話していると、なぜか安心できる」
「ちゃんと私のことを見てくれている」
「この人なら信頼できる」
そんな“感覚的な信頼”こそが、人の心を動かす時代です。
【5】テンプレ通りじゃなくていい。あなたの感性こそ、価値です
テンプレートのようなトークスクリプト。
ロジカルで筋の通った説明。
これらは確かに大事です。でも、それだけでは心は動きません。
相手が求めているのは、正しさじゃなくて、理解されることです。
だから、あなたがもつ「感性」や「気配り」こそが、最強の営業スキルなのです。
無理に“営業っぽい自分”を演じるよりも、
“そのままの自分”で相手とつながる。
その方が、実はずっと効果的です。
【6】質問力 × 共感力 = 選ばれる営業
私がこれまで関わってきた方の多くが、営業が苦手だとおっしゃっていました。
でも「質問型コミュニケーション」を学んでから、世界が変わったんです。
例えば…
-
治療院で保険外メニューの成約率が倍に
-
士業の方が売上250%アップ
-
保険営業でMDRT(世界の上位5%)に到達
すごくないですか?でも、みなさん最初から“できる人”だったわけじゃありません。
ただ、「質問する」「聴く」「共感する」というやり方を知って、それを実践しただけなんです。
【7】押すんじゃなくて、寄り添うことで選ばれる
私たちが「売られた」と感じる時って、どういう時でしょうか?
相手の話を聞く前に商品をゴリ押しされた時。
こちらの状況を無視して、とにかく契約を迫られた時。
そんな時は、たとえ良い商品でも距離を置きたくなりますよね。
逆に、こちらの話をじっくり聴いてくれて、必要なことだけを提案してくれる人。
「それ、私のために選んでくれたんだな」と思えると、自然と心が動きます。
営業って、本来そういうものだと思うんです。
【8】「向いていない」と決めつけるのは、まだ早い
「私は営業に向いてない」
そう感じる人ほど、実は向いている可能性が高いです。
無理に売り込まないあなただからこそ、相手に安心感を与えられる。
相手を尊重する気持ちがあるからこそ、信頼関係を築ける。
これって、簡単なようで、実はとても難しいことです。
あなたが何気なくやっているその気配り、ちゃんと届いていますよ。
【9】新しい営業の形は、あなたの中にある
これからの時代、求められる営業スタイルは変わります。
強引に売るのではなく、対話を通じて信頼を築くこと。
一人ひとりに合わせて提案できる感性こそ、最大の武器です。
「苦手かも」と感じることこそ、あなたの才能のサインかもしれません。
【10】というわけで…
営業が苦手な人にこそ、伝えたいんです。
その苦手意識の奥に、ちゃんと才能が隠れているよって。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、良い一日を。
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