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モチベーションが下がるのは自然なこと

yasui

こんにちは!安井です。

今日は「モチベーションが下がるのは自然なこと」というテーマでお話ししていきたいと思います。

仕事や日常の中で、「なんだかやる気が出ない」「モチベーションが続かない」って感じたことはありませんか?…って、まぁ、ない人のほうが珍しいと思います。もし「常にモチベーションMAXです!」って人がいたら、ぜひその秘訣を教えてほしいくらいです(笑)

今回は、そんな「やる気が出ない時期」をどう受け止めて、どう向き合えばいいのかを、ちょっと優しめの視点で一緒に考えてみたいと思います。


目次

【1】■ モチベーションが下がるのは“悪”じゃない

「最近なんかやる気出ないな…」

こんな風に感じると、多くの人がまず最初に思うのは、

「自分がだらしないのかな…」
「やる気がないって、社会人としてどうなんだろう…」

という“自己否定モード”に突入してしまうことです。

でもちょっと待ってください。

実は、モチベーションって「常に一定」なものじゃないんです。

気分が落ち込んだり、体調が悪かったり、周りの環境が変化したり。いろんな要素に影響されて、自然と上下するのが当たり前なんですよ。

スマホだってずっと充電満タンじゃないですよね?それと同じで、私たちの「やる気」も、時には減ることがある。むしろ、下がるのが普通です。


【2】■ 成果が出ない=あなたが悪い、とは限らない

仕事でも勉強でも、「頑張ってるのに結果が出ない」ってときがありますよね。

こういうとき、「もっと努力が必要だったかな…」「自分のやり方が間違ってたのかな…」って反省したくなる気持ち、すごくわかります。

でも、ここで一つ思い出してほしいことがあります。

成果って、自分の努力だけではコントロールできないことがあるんです。

たとえば営業の仕事でいうなら、お客様のタイミングや予算、他社との比較など、自分ではどうにもならない要因がたくさんあります。全部が全部、自分のせいではないんです。

それなのに「成果=自分の価値」と捉えてしまうと、落ち込む一方になってしまいます。


【3】■ 振り返りは「反省会」じゃないんです

ここで大事なのが、「じゃあ、どうやって前に進むか?」という視点です。

答えは、「冷静な振り返り」です。

振り返りと聞くと、「できなかったところを責める時間」と感じる方もいるかもしれません。でも、本来の目的は違います。

冷静に、自分の行動や状況を見つめる。まるで、ちょっと引いた視点から自分を観察するようなイメージです。

✅ やるべきことをやったのか?
✅ やれなかったのか?
✅ やれなかったなら、何が邪魔していたのか?

ここで注意したいのは、「なぜやれなかったのか?」を掘りすぎないことです。分析にハマりすぎると、どんどんネガティブな思考に引っ張られてしまうので、注意してくださいね。


【4】■ 自分を責めるクセ、手放しませんか?

「私、どうせダメなんだ…」
「もっと頑張らなきゃ…」

そんな風に自分を追い込んでしまう人、すごく多いです。

でも、それって長い目で見ると、すごく効率が悪いんです。なぜなら、自己否定モードに入ると、脳が「防衛モード」に切り替わってしまって、本来の力が発揮できなくなるからです。

自分にダメ出しばかりしている状態で、クリエイティブな発想なんて出るわけがないですよね。まるで、上司に怒鳴られ続けながらプレゼン作ってるようなものです(笑)

だからこそ、まずは「モチベーションが下がるのは普通」「成果が出ないのは自分だけの責任じゃない」と認めてあげることが、最初の一歩です。


【5】■ 初心を思い出す時間、持てていますか?

ここで一つ、ちょっとした質問です。

「あなたがこの仕事を始めた理由、覚えていますか?」

日々の忙しさや結果へのプレッシャーの中で、私たちはいつの間にか「原点」を見失いがちです。

・誰かに喜んでもらいたかった
・家族を支えたいと思った
・自分の成長を感じたかった

こういう「最初の気持ち」を思い出すことが、モチベーションを再起動させるスイッチになることがあります。

初心って、意外と大きな力を持っています。


【6】■ 自分との対話が未来を変える

よく「コミュニケーション能力が大事」なんて言われますが、実はそれと同じくらい、いやそれ以上に大事なのが「自分との対話力」です。

落ち込んだとき、不安なとき、迷ったとき。そんなときこそ、「自分で自分に声をかける力」が問われます。

「落ち込むのも、まぁ自然なことだよな」
「今回はうまくいかなかったけど、全部がダメってわけじゃないよな」

こういうセルフメッセージを持てるようになると、気持ちがちょっとずつ整ってきます。いきなり前向きになれなくても大丈夫。少しずつでいいんです。


【7】■ というわけで、まとめます

・モチベーションが下がるのは自然なことです。
・成果が出ない時期も、自分だけの責任ではありません。
・振り返りは「責めること」ではなく、「冷静な分析」の時間です。
・自己否定は成長のブレーキになるので、少し距離を置いてみましょう。
・初心や、自分との対話力が、新しい一歩のヒントになります。

完璧でなくていいし、毎日ポジティブである必要もありません。

ただ、自分の内側と丁寧に向き合えるようになると、不思議と次に進む力が湧いてきたりするものです。

ちょっと疲れたときは、今日のこの記事を思い出してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、明日も良い一日を!


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