コラムCOLUMN

営業を楽しいと思えるようになったのいつだった?

yasui

こんにちは!安井です。

みなさん、営業って楽しんでますか?…って聞かれて「えっ?」ってなった方。はい、ちょっとだけお時間ください。

実はさっき、コーチングのセッションで「営業が楽しすぎて毎日ワクワクしてます!」って目を輝かせて話す方に出会いました。うん、すごい。こっちが元気もらいました。

でね、その話を聞きながら、ふと「自分が営業を楽しいと思えるようになったのって、いつだったっけ?」と振り返る時間にもなったんです。今日はそんな話をゆるっと、でもちょっとだけ熱く語らせてください。


目次

【1】「売上がすべて」って本当?という疑問から始まる話

営業といえば、まず出てくるのがこのフレーズ。

「売上を上げなきゃ意味がない」

うん、間違ってないです。正論。でもね、これって結構“雑に強い”言葉だと思うんです。

売上がなければ、評価されないし、生活もできない。それは事実。でもそれだけを軸にすると、仕事そのものがただの“ノルマゲーム”になっちゃう。

例えば、ゲームで「スコアだけ追って、内容はどうでもいい」って言われたら、なんか萎えません?ゴールは大事だけど、道中の面白さも欲しい。営業も、そんな感じで見られたら変わるんじゃないかなと。


【2】よくあるアドバイスに対するツッコミ

「営業は数!まずは数!」「100件電話しろ!」

言ってることは分かるんですよ。でも、電話の向こうで、こちらの“魂の抜けた声”を聞かされる相手の気持ちも想像してあげたい。

無理やりアポを取りに行って、自分でも「これ大丈夫かな?」と感じながら提案して、後味だけが残る──そんな経験、誰しもあると思います。

もちろん、行動量ってある程度は必要です。でも、“なんのための行動か”が見えなくなってしまうと、ただの消耗戦になるんです。で、心がすり減る。


【3】営業が楽しくなるスイッチ:それは「想い」だった

私が営業を「楽しい!」って思えるようになったのは、正直、独立してからです。

それまでは、「やらされ感」MAX。与えられた数字をこなすロボット感。もはや営業という名のスポ根でした。

でも「質問型営業」というスタイルに出会って、風向きが変わったんです。

質問型営業って、めちゃくちゃ簡単に言えば、「とにかく売り込むな、まずは聞け」です。

「お客様が何に困ってるか」「何を本当に欲しがってるのか」を、こちらが先回りして“喋る”のではなく、対話の中で“引き出す”。これ、やってみるとすごく奥が深いし、何より楽しい。

自分が商品を「押す」のではなく、相手が自然と「欲しい」と思える瞬間に立ち会える。その瞬間って、ちょっとした感動があるんですよ。


【4】売上って「ありがとうの数字」なんだ

ここが一番大事なところです。

売上って、冷たい数字のように見えるけど、実はすごく温かいものでもある。

それって、お客様からの“ありがとう”が形になったものなんです。

言い換えると、「売上=お役立ちの証拠」。そう考えると、売上を追うことが、ただの数字集めじゃなくなるんです。

この視点が持てるようになると、不思議と気持ちが軽くなります。重圧に押しつぶされるような日々から、抜け出せるきっかけになるかもしれません。


【5】「自分らしい営業」を見つけると、景色が変わる

とはいえ、ですよ。こういう考え方に出会っても、「でも、自分にできるのかな…?」って不安、めちゃくちゃ分かります。

みんな違って、みんな良い──営業スタイルも、ほんとこれです。

ある人は、雑談力を活かして自然と信頼を得るし、ある人は、丁寧なヒアリングでお客様の心をつかむ。

「営業って、話が上手な人じゃないとできないでしょ?」って思われがちだけど、実は聞き上手の方が圧倒的に強いんです。

だから、自分が“どんな風にお客様に役立ちたいか”を考えること。そこから逆算して、自分にフィットしたやり方を作る。これが、長く続けられる営業の秘訣です。


【6】「誰のために」が先、「数字」は後からついてくる

今、私は【女性向けセールス支援プログラム】をやっています。

なんで女性向けなのかというと、「売らなきゃ!」というプレッシャーよりも、「相手にちゃんと役立ちたい」という想いが強い人が多いからなんですね。

そういう人たちこそ、本当は営業に向いている。でも、「数字=評価」という図式に押しつぶされそうになって、苦手意識を持ってしまう。

もったいないです。

このプログラムでは、質問型コミュニケーションをベースに、「自分に合ったやり方」を一緒に見つけていきます。

セールス支援プログラムはこちら


【7】最後にひとこと:営業は“ごほうび”の仕事

誰かに必要とされて、感謝されて、ちゃんとお金ももらえる。

営業って、考えてみたらすごく“ごほうび”感のある仕事なんですよね。

だから、「売らなきゃ」と背中を丸めるよりも、「誰かのために」を先に考えてみてください。すると、少しずつ景色が変わってきます。

「営業って、けっこういいかも」って思える日が、きっと来ます。

そのとき、心から営業を“楽しめる自分”に出会えると思いますよ。

ではでは、また次のブログで!


<新時代のリーダーに必要な「人を活かし、伸ばす」チームづくりセミナー開催中!>

次回は、6月14日(土)10:00~11:30

✅ 売上が伸びない、安定しない
✅ 優秀な人材の確保が難しい、すぐに離職してしまう
✅ メンバーが主体的に動かない、指示待ちの状態が続く
✅ 相談できる相手がいない、経営やリーダー業務が孤独に感じる
✅ チームに一体感がなく、成果がなかなか上がらない
そんな方はぜひご参加ください。

▶ セミナーの詳細・お申込みはこちら

🎁 セミナー参加者には 「1on1実践ワークシート」 をプレゼント!
🎁 個別相談セッション(希望者限定)


<お客様との距離が自然と深まる、質問型コミュニケーションセミナー>

次回は、6月21日(土)10:00~12:00

お客様と話していて、こんな風に感じたことはありませんか?

  • 話は盛り上がるのに、なぜかその後につながらない
  • 信頼関係を築きたいのに、何をどう聞いていいかわからない
  • リピートや紹介がもっと増えたらいいのに…

そんな“あと一歩”の壁を超える鍵が、「質問のしかた」にあります。

質問型コミュニケーションとは、 相手の本音や想いを自然に引き出し、信頼関係を築きながら対話を深めていく技術。

この体験セミナーでは、そのエッセンスを120分で体感していただきます。

▶ セミナーの詳細・お申込みはこちら


<質問型コミュニケーション協会の講座情報!>

新年度がスタート!このタイミングで
「今年こそ、関わり方を見直したい」
「チームの力を底上げしたい」
と思っている方へ、
目的別の講座をご用意しています。

自然と選ばれ、関係性が深まる“質問のコツ”は?」
👉 質問型コミュニケーションセミナー

「売り込まずに選ばれる自分になりたい」

👉 質問型コミュニケーション実践マスター講座
質問型の基礎をしっかり身につける人気講座です。

「チームや人材育成に活かしたい」という方には
👉 新時代のリーダーに必要な「人を活かし、伸ばす」チームづくりセミナー
👉 新質問型リーダーシップ講座

👉 チームビルディング力養成講座(質問型コミュニケーション講座受講済みの方限定)
リーダーとして求められる“対話の技術”を、構造から学べます。

また、「自分自身の軸を整えたい」「迷いなく進めるようになりたい」
という方には、マンツーマンのコーチング型セッションもあります。
👉 セルフコミュニケーション講座

「気になるけど、どれが自分に合ってるか分からない…」
そんな方は、お問い合わせよりご連絡ください。
あなたにぴったりの学び方をご案内します。


こちらのコラムに興味を持たれましたら、
メルマガの登録がオススメです👇
▶質問型コミュニケーション協会メルマガ 登録◀
登録おまちしてます!


spotifyにて、音声配信をしています。

▶Leaders-Lounge◀
リーダーやこれからリーダーになる方がホッとひと息つける、寄り添い型サポート番組です。
日々の悩みや葛藤を一緒に考えながら、
具体的なコミュニケーションのコツやリーダーシップのヒントをお届けします。
また、メンバー視点の『リーダーってどう思ってるの?』というリアルな疑問にも答え、
リーダーもメンバーも前向きに進める架け橋となる内容を目指しています。
作業をしながら、仕事をしながら、家事をしながら、お茶でも飲みながら…
ぜひ、お聴きください!