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営業を楽しいと思えるようになったのいつだった?
こんにちは!安井です。
みなさん、営業って楽しんでますか?…って聞かれて「えっ?」ってなった方。はい、ちょっとだけお時間ください。
実はさっき、コーチングのセッションで「営業が楽しすぎて毎日ワクワクしてます!」って目を輝かせて話す方に出会いました。うん、すごい。こっちが元気もらいました。
でね、その話を聞きながら、ふと「自分が営業を楽しいと思えるようになったのって、いつだったっけ?」と振り返る時間にもなったんです。今日はそんな話をゆるっと、でもちょっとだけ熱く語らせてください。
目次
- 【1】「売上がすべて」って本当?という疑問から始まる話
- 【2】よくあるアドバイスに対するツッコミ
- 【3】営業が楽しくなるスイッチ:それは「想い」だった
- 【4】売上って「ありがとうの数字」なんだ
- 【5】「自分らしい営業」を見つけると、景色が変わる
- 【6】「誰のために」が先、「数字」は後からついてくる
- 【7】最後にひとこと:営業は“ごほうび”の仕事
【1】「売上がすべて」って本当?という疑問から始まる話
営業といえば、まず出てくるのがこのフレーズ。
「売上を上げなきゃ意味がない」
うん、間違ってないです。正論。でもね、これって結構“雑に強い”言葉だと思うんです。
売上がなければ、評価されないし、生活もできない。それは事実。でもそれだけを軸にすると、仕事そのものがただの“ノルマゲーム”になっちゃう。
例えば、ゲームで「スコアだけ追って、内容はどうでもいい」って言われたら、なんか萎えません?ゴールは大事だけど、道中の面白さも欲しい。営業も、そんな感じで見られたら変わるんじゃないかなと。
【2】よくあるアドバイスに対するツッコミ
「営業は数!まずは数!」「100件電話しろ!」
言ってることは分かるんですよ。でも、電話の向こうで、こちらの“魂の抜けた声”を聞かされる相手の気持ちも想像してあげたい。
無理やりアポを取りに行って、自分でも「これ大丈夫かな?」と感じながら提案して、後味だけが残る──そんな経験、誰しもあると思います。
もちろん、行動量ってある程度は必要です。でも、“なんのための行動か”が見えなくなってしまうと、ただの消耗戦になるんです。で、心がすり減る。
【3】営業が楽しくなるスイッチ:それは「想い」だった
私が営業を「楽しい!」って思えるようになったのは、正直、独立してからです。
それまでは、「やらされ感」MAX。与えられた数字をこなすロボット感。もはや営業という名のスポ根でした。
でも「質問型営業」というスタイルに出会って、風向きが変わったんです。
質問型営業って、めちゃくちゃ簡単に言えば、「とにかく売り込むな、まずは聞け」です。
「お客様が何に困ってるか」「何を本当に欲しがってるのか」を、こちらが先回りして“喋る”のではなく、対話の中で“引き出す”。これ、やってみるとすごく奥が深いし、何より楽しい。
自分が商品を「押す」のではなく、相手が自然と「欲しい」と思える瞬間に立ち会える。その瞬間って、ちょっとした感動があるんですよ。
【4】売上って「ありがとうの数字」なんだ
ここが一番大事なところです。
売上って、冷たい数字のように見えるけど、実はすごく温かいものでもある。
それって、お客様からの“ありがとう”が形になったものなんです。
言い換えると、「売上=お役立ちの証拠」。そう考えると、売上を追うことが、ただの数字集めじゃなくなるんです。
この視点が持てるようになると、不思議と気持ちが軽くなります。重圧に押しつぶされるような日々から、抜け出せるきっかけになるかもしれません。
【5】「自分らしい営業」を見つけると、景色が変わる
とはいえ、ですよ。こういう考え方に出会っても、「でも、自分にできるのかな…?」って不安、めちゃくちゃ分かります。
みんな違って、みんな良い──営業スタイルも、ほんとこれです。
ある人は、雑談力を活かして自然と信頼を得るし、ある人は、丁寧なヒアリングでお客様の心をつかむ。
「営業って、話が上手な人じゃないとできないでしょ?」って思われがちだけど、実は聞き上手の方が圧倒的に強いんです。
だから、自分が“どんな風にお客様に役立ちたいか”を考えること。そこから逆算して、自分にフィットしたやり方を作る。これが、長く続けられる営業の秘訣です。
【6】「誰のために」が先、「数字」は後からついてくる
今、私は【女性向けセールス支援プログラム】をやっています。
なんで女性向けなのかというと、「売らなきゃ!」というプレッシャーよりも、「相手にちゃんと役立ちたい」という想いが強い人が多いからなんですね。
そういう人たちこそ、本当は営業に向いている。でも、「数字=評価」という図式に押しつぶされそうになって、苦手意識を持ってしまう。
もったいないです。
このプログラムでは、質問型コミュニケーションをベースに、「自分に合ったやり方」を一緒に見つけていきます。
【7】最後にひとこと:営業は“ごほうび”の仕事
誰かに必要とされて、感謝されて、ちゃんとお金ももらえる。
営業って、考えてみたらすごく“ごほうび”感のある仕事なんですよね。
だから、「売らなきゃ」と背中を丸めるよりも、「誰かのために」を先に考えてみてください。すると、少しずつ景色が変わってきます。
「営業って、けっこういいかも」って思える日が、きっと来ます。
そのとき、心から営業を“楽しめる自分”に出会えると思いますよ。
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