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「営業って、売ること」だと思ってた。いや、違うんだよね。
こんにちは!安井です。
今日は「営業って、実は“売る”ことじゃないんですよ〜」という、ちょっと意外な話をしてみたいと思います。
「営業って苦手です…」
「どうしても売り込むのが気が引けて…」
そんな言葉、これまで本当によく耳にしてきました。
もしかしたら、あなたも心のどこかで同じようなモヤモヤを感じているかもしれません。
でもね、私、思うんです。
営業って、「売る」ってことじゃないんです。
むしろ、“売ろうとするほど売れなくなる”という逆説こそ、本質じゃないかって。
目次
- 【1】よく聞くアドバイス「とにかく商品の魅力を伝えましょう」の落とし穴
- 【2】「買いたい」は、相手の中から自然に出てくるもの
- 【3】「売らずに売る」って、実はめちゃくちゃ自然なこと
- 【4】質問が持つ力って、想像以上にすごい
- 【5】とはいえ、売上は大事です。じゃあ、どう折り合いをつけるか?
- 【6】「それ、欲しいです」と言ってもらえるセールス
- 【7】一歩踏み出すのに「確信」はいりません
- 【8】というわけで、「売らない営業」の未来を一緒に
【1】よく聞くアドバイス「とにかく商品の魅力を伝えましょう」の落とし穴
営業について調べると、山ほどアドバイスが出てきます。
「まずは商品の強みをしっかり説明しましょう」
「メリットを3つにまとめて、ロジカルに伝えましょう」
確かに、間違ってはいないんですよ。
でもね、それって「売る側の論理」なんです。
たとえば、スーパーの試食販売で「これ、美味しいですよ!」「今なら10%オフです!」って言われても、「うん、そうかもね〜」で終わっちゃうこと、ありますよね。
つまり、「こっちの都合」を押し出すほど、相手は引いてしまうんです。
【2】「買いたい」は、相手の中から自然に出てくるもの
じゃあ、どうすればいいのか。
ここで大事なのが、「相手の“欲しい理由”を、相手自身の中から引き出すこと」なんです。
営業って、言い換えると「お客さんの“本音”を探る会話」なんですよ。
質問を通じて、その人が「本当は何を求めているのか?」を一緒に見つけていく作業なんです。
「最近、どんなことに困っていますか?」
「それが解決できたら、どんな変化があると思います?」
こんなふうに、こちらが喋りすぎずに、相手の話をじっくり引き出す。
そうすることで、相手の中で「これって、私に必要だな」という気づきが芽生えてくるんです。
【3】「売らずに売る」って、実はめちゃくちゃ自然なこと
たとえば友達が悩んでたとします。
「最近、肩こりがひどくて…」
「運動不足なんだけど、ジムってなんか怖くて行けないんだよね〜」
って話してたら、「あ、私が通ってるとこ、すごく雰囲気よくて初心者向けだよ!行ってみる?」って返しますよね。
別にセールストークしてるわけじゃないけど、結果的に「それ、行きたいかも」ってなる。
これが、「売らずに売れる」ってことなんです。
セールスって、ほんとは“プレゼン大会”じゃないんです。
【4】質問が持つ力って、想像以上にすごい
人って、誰かに質問されることで初めて自分の気持ちに気づくことがあるんです。
「何が一番の理想なんですか?」
「どうなったら“うまくいった”って言えると思いますか?」
こういう問いって、ただの営業トークじゃなく、相手の心を開く“扉”なんです。
もちろん、うまく使うにはコツがあります。でも、その本質はとてもシンプル。
「相手のことに本気で興味を持つこと」
それだけなんです。言い換えると、“寄り添う営業”ってやつですね。
【5】とはいえ、売上は大事です。じゃあ、どう折り合いをつけるか?
もちろん、ビジネスですから「売れなきゃ意味ない」って思うのも正直な気持ち。
わかります。私も何度もそのプレッシャーを味わいました。
ただ、売り込みを我慢してニコニコしてるだけでも売れません。
じゃあどうするか。
答えは、「売る」のではなく「買ってもらえる流れを設計する」ことです。
そのために必要なのが、“質問”なんです。
質問で相手の価値観や課題を見つけ、それに沿った提案をする。
だから、テクニックじゃなく「対話力」。
“言いくるめる力”じゃなく“引き出す力”が必要なんですね。
【6】「それ、欲しいです」と言ってもらえるセールス
今、私がご案内している「質問型セールスコンサルティング」では、まさにこの“自然に買ってもらえる関係づくり”を体感していただいています。
売り込みゼロ。クロージング不要。
それでも、「それ欲しいです」って言っていただける瞬間が、何度もあります。
なぜか?
それは、質問によって信頼関係が先に築かれているからなんです。
【7】一歩踏み出すのに「確信」はいりません
「気にはなってるけど、私にできるかな…」
「なんとなく怖い…」
そんなふうに感じる方もいると思います。
でも、最初の一歩って、「やってみたいかも」くらいの気持ちで十分なんです。
実際、今ご案内している初回セッションは“お試し”で受けられます。
無理な勧誘も一切ありません。
だからこそ、空気を感じてみてほしいんです。
【8】というわけで、「売らない営業」の未来を一緒に
営業が苦手でも、売り込みが嫌でも大丈夫。
あなたらしいスタイルで、ちゃんと結果は出せます。
売るんじゃない。
相手の“欲しい”を引き出すだけ。
それだけで、営業はグッと楽になります。
そして、相手も自分も、心地よくいられるんです。
「売る」のではなく、「買ってもらえる流れをつくる」。
その感覚、ぜひ体験してみてくださいね。
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