コラムCOLUMN
自分らしさ×質問型
こんにちは!安井です。
「質問型コミュニケーションって興味あるけど、
ちょっと敷居が高い感じがして…」
そんな声を最近よく耳にします。
カウンセラー、コーチ、コンサル、セラピストなど、
“人の話を聴く”ことが大事な仕事に携わっている人なら、一度はぶつかる壁ですよね。
今日はそんな方に向けて、
“質問型コミュニケーション協会が目指すもの”と、
そこにある「自分らしさ×質問型」という考え方についてお話したいと思います。
あまり堅苦しくならず、気軽に読んでもらえたら嬉しいです。
目次
- 【1】「質問力を磨こう」←そのアドバイス、疲れてませんか?
- 【2】「質問型」はテクニックじゃない。“あり方”です
- 【3】妻・桜咲りえの“融合スタイル”が教えてくれたこと
- 【4】型に自分を合わせるんじゃない。自分に型を寄せるんです
- 【5】セミナーで体感してみたら、世界がちょっと変わった話
- 【6】オンラインでは伝わらない“対話の空気感”
- 【7】質問型は、人を変える前に、自分を整える
【1】「質問力を磨こう」←そのアドバイス、疲れてませんか?
「相手の話をよく聴くには“質問力”が大事だ」
「傾聴こそが対話の基本」
「沈黙も会話の一部」
こうしたアドバイス、よく見かけますよね。
もちろん、どれも正しいことです。
でも、現場に立つと……なぜかしんどい。
「聴かなきゃ」って思いすぎて、相手の言葉が全然入ってこなかったり、
「どう質問すれば正解?」と悩んで会話が止まってしまったり。
あるあるじゃないでしょうか?
【2】「質問型」はテクニックじゃない。“あり方”です
私たち「質問型コミュニケーション協会」が大切にしているのは、
「質問型は“型”であり、“自分らしさ”と掛け合わせてこそ意味がある」という視点です。
よく「型を学ぶと個性が消えるのでは?」と言われるんですが、
それは真逆なんです。
「型」っていうのは、あくまで“ベース”です。
その上に“自分らしさ”を乗せることで、はじめて会話が活きてくる。
だから、「質問力を鍛えるぞ!」と肩肘張るよりも、
「自分のスタイルに質問型を溶け込ませよう」と思った方がずっと楽になります。
【3】妻・桜咲りえの“融合スタイル”が教えてくれたこと
例えば、私の妻であり、トレーナーでもある桜咲りえ。
彼女は“クリスタルボウル”という楽器の奏者で、
それと並行して、セラピスト向けのスクールも開催しています。
で、驚くことに、そのスクール内で「質問型」を教えているんです。
音の世界と、質問の世界。
一見、全然違うように見えるかもしれませんが、
実は“共鳴”という意味ではとても相性がいいんです。
りえは、自分の専門性をベースに、質問型をアレンジして伝えています。
これが、まさに「自分のフィールドに質問型を活かす」実践例なんです。
【4】型に自分を合わせるんじゃない。自分に型を寄せるんです
ここが一番お伝えしたいことなのですが、
質問型を学ぶ=自分を型にハメることじゃないんです。
それはむしろ逆で、
自分の強みや個性を引き出すための“補助線”が、質問型の役割。
だから、無理して“理想の質問マン”になろうとしなくて大丈夫。
たとえば、あなたが穏やかで聞き上手な人なら、
沈黙の中に気づきを呼び込む質問型もある。
反対に、直感的で元気な人なら、
テンポよく相手を巻き込む対話の型だってありえる。
そう、「あり方×質問型」の掛け算は無限なんです。
【5】セミナーで体感してみたら、世界がちょっと変わった話
ある時、ある参加者の方がセミナー後にこんなことを言ってくれました。
「ただ“質問が上手くなる”って思ってたけど、
全然違いました。自分自身のことまで見えてきた感じがして」
これ、本当に印象的でした。
実は今月、妻の桜咲りえと私・安井匠のコラボによる、
リアルセミナーを開催します。
「自分の対話に“気づき”を取り入れたい」
「もっと自然に相手と関わりたい」
「セッションに深みを出したい」
…そんな方にぴったりの内容です。
セラピスト、コンサル、士業の方など、
“聴く力”を仕事で使う人にはとくにおすすめです。
【6】オンラインでは伝わらない“対話の空気感”
もちろん、オンラインも便利でありがたいんです。
でも、やっぱりリアルって、違うんです。
場の空気、相手の息づかい、間のとり方……
これは、実際に体感しないと得られないものがあります。
そして何より、“その場にいる自分”の反応が分かるというのが大きい。
「あ、自分ってこういうとき、こういう質問しちゃうんだ」
「意外と、沈黙のあとに言葉が出てこないんだな」
そんな“自分観察”ができるのが、リアルセミナーの醍醐味です。
【7】質問型は、人を変える前に、自分を整える
質問って、相手を変えるための道具ではありません。
むしろ、自分自身を整えて、
「関係の質」を少しずつ深めていくための“姿勢”のようなもの。
だから、「質問が上手くなりたい」と思っている人ほど、
一度“自分の在り方”に目を向けてみると、新しい扉が開くかもしれません。
「8」というわけで、最後に
質問型コミュニケーションは、
ただのスキルじゃありません。
それは、
自分らしさを活かしながら、
相手との間に静かな変化を起こしていく“生き方”のヒント。
あなたが持っている言葉、雰囲気、感性、得意なこと——
それらすべてが「質問型」と結びついたとき、
世界の見え方が少し変わるかもしれません。
ぜひ、あなただけの“質問型”を探してみてください。
それはきっと、未来の誰かのためにもなるはずです。
お会いできるのを楽しみにしています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
では、明日も良い一日を!
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