コラムCOLUMN
“自分流”のセールスパターン、見つけていますか?
こんにちは!安井です。
営業の現場で少し慣れてきた頃、ふと感じることってありませんか?
「あれ?ちゃんと基本通りにやってるのに、なんで売れないんだろう…?」
あるあるですよね。
今回は、そんなあなたに向けて、
営業で成果が出ない理由と“自分流”を見つける方法について、あれこれお話してみたいと思います。
目次
- 【1】営業で成果が出ない理由3選|その「型」、足かせになっていませんか?
- 【2】自分に合った営業スタイルを見つける3つの視点
- 【3】営業で“自分流”を確立するために必要な3つの習慣
- 【4】「聴く力はあるのに、売るのが苦手」なあなたへ
- 【5】リアルセミナーで“自分流”の営業を整えるチャンス
- 【6】まとめ|営業に“正解”はない。だからこそ、「あなた流」が最強の武器になる
【1】営業で成果が出ない理由3選|その「型」、足かせになっていませんか?
営業初心者にとって「基本の流れ」は、まさに命綱。
何を話すか、どう聞くか、どうリアクションするか…。このベースがなければ始まりません。
でも、ある程度経験を積んだ方ほど、こう感じることがあります。
「基本通りにやってるつもりだけど、なんかうまくいかない…」
これ、実はとてもよくある話です。
以下に、営業で成果が出にくくなる主な理由をまとめてみました。
理由①:基本に忠実すぎて“自分らしさ”が消えている
教科書通りにやること自体は悪くないんです。でも、それを“そのまま”続けていると、次第に自分の個性が消えていってしまいます。
たとえるなら、制服を脱がずに寝るような感覚です。ラクだけど、どこか不自然。
理由②:成功パターンを“他人の型”で測ってしまっている
「Aさんのやり方がよかったから真似してみたのに、うまくいかない…」というのもよく聞きます。
これ、当然なんです。なぜなら人によって相性の良い営業スタイルが違うから。
声のトーン、間の取り方、話すスピード、提案のタイミング…。微妙なニュアンスがズレるだけで、相手の反応はまったく変わります。
理由③:自分の強みや“当たり前”に気づいていない
一番の盲点がこれです。
自分にとっては「普通」「いつも通り」な行動が、実は強みだったりするんですよね。
でも、自分ではそれに気づけない。なぜなら、自分の背中は自分で見えないから。
【2】自分に合った営業スタイルを見つける3つの視点
では、どうすれば“自分流”の営業スタイルを育てていけるのでしょうか?
ここでは、自分にフィットしたセールスパターンを見つけるための「3つの視点」をご紹介します。
① どんな時に調子が良いのか?
人によって、“のれる時間帯”や“得意な空気感”があります。
-
午前中のアポイントだと集中できる
-
落ち着いた場所で話すほうが本音を引き出せる
-
逆に、短時間勝負の方がパフォーマンスが上がる
こういう「自分が自然体でいられる条件」を見つけると、ぐっとやりやすくなります。
② どんなタイプの相手に好かれやすいのか?
営業の世界では「誰にでも同じように接する」が通用しないことが多々あります。
あなたがうまくいくのは、どんな相手ですか?
-
感情豊かでリアクションの大きい人
-
論理的で静かなタイプの人
-
雑談を重視するタイプの人
これを把握するだけでも、提案の組み立て方や話し方に差が出てきます。
③ どんな時に「響いた手応え」があったか?
成功の瞬間には、必ず何かしらの“きっかけ”があります。
-
あの話題を出した時に食いついた
-
このフレーズで相手の表情が変わった
-
逆に、あの説明は早すぎた/長すぎた
この振り返りが、「自分の必殺パターン」を見つけるヒントになります。
【3】営業で“自分流”を確立するために必要な3つの習慣
とはいえ、「自己分析って難しい…」という声もよく聞きます。
その通りです。だからこそ、次の3つの習慣を取り入れるのがおすすめです。
習慣①:毎回の商談を「感情ベース」でメモしてみる
「うまくいった」「なんとなく微妙だった」という“感覚”を言葉にするクセをつけると、行動に意味づけができます。
例:
-
「今日はテンポよく話せたから盛り上がった」
-
「相手の反応が薄かったのは、自分の声が暗かったかも?」
小さな気づきの積み重ねが、後に大きな武器になります。
習慣②:第三者からのフィードバックを必ずもらう
これはもう、営業力を伸ばしたいなら“必須”です。
-
上司や先輩に同席してもらう
-
ロールプレイで動画を撮ってみる
-
セミナーで客観的に指摘してもらう
「自分では気づかなかったけど、確かにそうだな…」という発見がゴロゴロ出てきます。
習慣③:他人の“やり方”を観察する
人の営業を見る機会って、意外と貴重なんですよね。
-
同じ商材でも、伝え方で反応が変わる
-
同じ質問でも、順番を変えると流れが良くなる
他人のやり方をただ真似るのではなく、**「どこをどうアレンジすれば自分に合うか?」**を意識すると、どんどん引き出しが増えていきます。
【4】「聴く力はあるのに、売るのが苦手」なあなたへ
カウンセラー、セラピスト、コーチ…
「相手の話を聴く力」はあるのに、「売る」ことに抵抗がある方、実はすごく多いです。
でも、それって実は強みの裏返しなんです。
押し売りしない、相手の話を尊重する、無理にクロージングしない――
そのスタンス自体が、今の時代には求められているんですよ。
だからこそ、「あなたらしさ」を活かした営業スタイルが必要なんです。
【5】リアルセミナーで“自分流”の営業を整えるチャンス
そんなわけで、ここまで読んで「ちょっと営業を見直してみたいな」と思った方におすすめなのが、リアルセミナーです。
オンラインでは拾いきれない表情、声のトーン、空気感。
対面だからこそわかるフィードバックがあるんですよね。
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【6】まとめ|営業に“正解”はない。だからこそ、「あなた流」が最強の武器になる
営業という仕事に、唯一の正解はありません。
テンプレートや成功例を参考にするのは大切。
でも、最終的に成果につながるのは、「あなたが心地よく話せて、相手に届くスタイル」を見つけられた時です。
焦らず、自分のペースで。
少しずつ“あなた流”を育てていってください。
今日の気づきが、その第一歩になりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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