コラムCOLUMN
自然体だけじゃダメだったある恩人との再会から学んだこと
こんにちは!安井です。
今日はちょっと心が温かくなるようなお話を、皆さんにお届けしたいと思います。
テーマは、「恩人との再会で、元気をもらったのは…実は私の方でした」というお話です。
元気を届けるつもりが、逆にパワーをもらってしまった——そんな経験、ありませんか?
まさに、そんな一日だったんです。
目次
- 【1】「元気づけるつもり」が、そもそも間違いだったのかも?
- 【2】誰よりも明るくて、場の“光”になっていた
- 【3】私が信じてきた「自然体」という考え方
- 【4】「演じること=嘘」じゃなかった
- 【5】「自然体」に「演じる力」が加わったとき
- 【6】「全部見せること」が正義ではなかった<
- 【7】恩人が教えてくれた「本当の自然体」
- 【8】「演じる力」って、あなたももう持っているかもしれません
- 【9】というわけで、まとめです
【1】「元気づけるつもり」が、そもそも間違いだったのかも?
先日、ラジオパーソナリティの仲間と久しぶりに集まりました。
その中の一人に、昨年、脳の病で倒れた方がいます。
いまもリハビリを続けながら、日々を懸命に生きている。
そんな状況の中、私たちは「少しでも元気づけられたら」と思って会いに行ったんです。
でもね。
ふたを開けてみたら、元気をもらったのは…私たちの方でした。
【2】誰よりも明るくて、場の“光”になっていた
集まってすぐ、彼の存在感に驚かされました。
言葉にすれば「前向き」とか「明るい」とか、そんな言葉で片付けられるけれど、実際にその場にいたら分かるんです。
とにかく空気が変わる。
まるで照明がひとつ追加されたみたいに、部屋が明るくなるんです。
彼がくれたのは、励ましじゃなくて、「今、ここにいることの尊さ」だったような気がします。
【3】私が信じてきた「自然体」という考え方
少し話が飛びますが、私は昔から「自然体」を大切にしてきました。
無理して作るのは違う。取り繕うのも苦手。そんな人間です。
「ありのまま」でいること。
それが一番自分らしい、って思ってきました。
でもある日、ふと気づいたんです。
「自然体って、逃げにもなるな」って。
【4】「演じること=嘘」じゃなかった
昔の私は、「演じる」ことが苦手でした。
ラジオドラマの現場でも、つい自分の感情そのままを出してしまうタイプ。
でも、その恩人がチャンスをくれました。
彼は、私に「演じること」の可能性を見せてくれた人でもあったんです。
「演じる」という行為は、相手のためにできる心遣いなんだと。
本当の自分を隠すことじゃなくて、伝えたいことをより良く届けるための技術なんだと。
そのことに気づいてから、自分の中で世界が広がった感覚がありました。
【5】「自然体」に「演じる力」が加わったとき
あるとき、別の方からこんなフィードバックをもらいました。
「安井さん、ちょっとだけ抑えてみたら、もっと伝わると思いますよ」
一瞬、ギョッとしました。だって、私は“自然体主義”ですから。
でも、どこかでその言葉が響いたんですよね。
もしかしたら、自分を少しコントロールすることも、大人の“誠実さ”なのかも、と。
それ以来、私は「自然体+演じる力」という新しいスタンスで、言葉を紡ぐようになりました。
【6】「全部見せること」が正義ではなかった
正直に言えば、「さらけ出す=正直」だと思っていました。
感情も、思いも、全部オープンにすることが信頼につながると。
でも違ったんです。
時には“抑える”こと、“あえて語らない”ことが、信頼を深めるんだと知りました。
そして、それを最初に教えてくれたのが、あのラジオ仲間だったんです。
【7】恩人が教えてくれた「本当の自然体」
本当の「自然体」って、実はちょっと努力が要るのかもしれません。
自分を大切にしながらも、相手のことも思いやる。
その絶妙なバランスの上にあるのが、“自然体でいようとする姿勢”なんじゃないかと。
今回の再会は、そんな自分の在り方を、深く見直すきっかけになりました。
【8】「演じる力」って、あなたももう持っているかもしれません
演じるって聞くと、ちょっと身構えるかもしれません。
でも、たとえば、落ち込んでいる友人の前で、無理して笑顔を見せたこと、ありませんか?
それも立派な“演じる力”です。
そうやって人は、誰かのために、ほんの少し自分を調整しながら生きている。
だからこそ、「本当の自分」とは、決して“ナマの自分”じゃない。
むしろ、「誰かのために工夫した自分」こそが、あなたの素敵な一面かもしれません。
【9】というわけで、まとめです
今日は、恩人との再会を通じて気づいた「自然体」と「演じること」の話をお届けしました。
元気づけに行ったつもりが、気づけば自分の心が軽くなっていた。
そんな経験が、あなたにもあるかもしれません。
本当に大切なのは、自分らしさに“ゆらぎ”を許すこと。
そして、時には「演じる自分」も「素の自分」として受け入れていくこと。
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そんな未来を、一緒に育てていけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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