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女性営業が活きる時代がやっと来た
こんにちは!安井です。
今日は「女性営業が活きる時代がやっと来た」について書きたいと思います。先日開催した女性営業向けセミナーを振り返りつつ、実感したことや新たな視点を共有していきますね。
目次
- 【1】一般論への疑問:「営業は数字さえ追えばいい」?/a>
- 【2】共感の提示:「男性中心の営業文化での葛藤」
- 【3】問題提起:「量」重視 vs 「質」重視のジレンマ
- 【4】自分の意見:「女性営業の強みは“質”にこそ」
- 【5】共感とエンパワーメント:「男性上司のサポートも鍵」
- 【6】現実からのスタートライン:「育てる vs 採用する」
- 【7】緩やかなまとめ:「新しい時代の営業スタイルを、一歩踏み出そう」
【1】一般論への疑問:「営業は数字さえ追えばいい」?
「営業は泥臭く、足で稼ぐもの」とか「数字が全て」という考え方、よく聞きますよね。確かに、昔はそうだったかもしれません。でも、そもそもそれって本当に正解なんでしょうか?時代や顧客の求める価値が変わってきている今、そのスタイルだけが正解だとは限らないように思います。
【2】共感の提示:「男性中心の営業文化での葛藤」
男性中心の組織では、女性営業が「感情的」「扱いにくい」と見られるケースもあって、なかなか活躍の場が広がらなかったんですよね。でも、わたしはそれを聞くたび、モヤっとしてきました。実はそれって女性の「感受性」「共感力」の裏返しなのに、なぜかネガティブに取られてしまう。これってすごくもったいない。
具体的に言えば、感受性が高い人ほど、お客様の細かい表情や声のトーンの変化に気づけます。事務処理だけでなく、些細な違和感を察知して迅速にフォローできるのは、営業の現場でも大きなアドバンテージですよね。
【3】問題提起:「量」重視 vs 「質」重視のジレンマ
とはいえ、前時代的な「量」の営業スタイルも否定できません。たくさん訪問してたくさん提案する、関係性を築くスタイルは、時には効果的だったのも確かです。
でも、今は違います。お客様一人ひとりにじっくり寄り添う「質」の営業が求められている。量を追えば信用も築けるかもしれませんが、その方法では“本当に必要な人”に届かないことがあります。
【4】自分の意見:「女性営業の強みは“質”にこそ」
というわけで、私が一緒にセミナーで伝えたのは、女性営業の持つ以下の特性を最大限に活かすことです:
-
承認力:相手の存在や行動をしっかり受け止める力
-
感受性:些細な変化にも気づきやすい
-
きめ細かなフォロー:細部にまで心配りができる
これらは、数字を追うだけの営業スタイルでは生かしきれません。でも、質の営業にはまさにピッタリなんです。
さらに、ここにプラスしたいのが「質問力」。そう、ESP(Empathic Sales Practice=共感的な質問型営業)とも言えるスタイルですね。これは質問で相手の本音を引き出し、ニーズを深掘りしながら信頼を築く方法です。
【5】共感とエンパワーメント:「男性上司のサポートも鍵」
とはいえ、いくら女性が優れた特性を持っていても、組織としてそれを引き出す環境が必要です。特に男性上司の役割は大きいんですよね。
男性上司が「質問型コミュニケーション」を身につけ、女性部下に丁寧に向き合う習慣を持ってくれたら……。そんな環境が整えば、女性営業は本来の力を発揮できますし、チーム全体のパフォーマンスも底上げされます。
【6】現実からのスタートライン:「育てる vs 採用する」
今、営業職を新たに採用しようとしても、なかなか思ったように人が集まらない時代です。そんな時こそ、既に組織にいる女性を育ててみませんか?
女性特有の才能を無理に変えず、そのまま活かす方向で育成すれば、営業はもっと豊かになります。質問型コミュニケーションと組み合わせれば、女性の持つきめ細かさ・共感力・承認力が本当の武器になるんです。
【7】緩やかなまとめ:「新しい時代の営業スタイルを、一歩踏み出そう」
というわけで、今日はここまでです。女性営業のポテンシャルは以前にも増して求められているし、その価値はこれからもっと評価されるべきだと思っています。
「自分には営業なんて無理かも」と思っている人も、「男性中心の組織で浮いてしまうかも」と心配している人も、まずは自分の感性や共感力を信じてほしいです。
そして、組織にいる上司やチームの方は、女性営業の力を”接点”として捉え、一緒に育てていく文化を作っていきましょう。それが、これからの営業を変える一歩になるはずです。
こんな感じで、自分の“軸”を見つけるサポートをしています。
営業が苦手でも、自分のペースを大切にしたい方でも、
気軽に声をかけてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、良い一日を!
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