コラムCOLUMN
はじめまして。でも、はじめましてじゃない。
こんにちは、安井です。
今日は「オンラインでつながる時代だからこそ、リアルで会うって大切だよね」という、ちょっと感傷的だけど大事なテーマについて書いてみたいと思います。
というのも最近、オンラインで何度も顔を合わせていた方に、実際にリアルでお会いする機会があったんです。これがまあ、びっくりするくらい嬉しくて、なんというか…「ああ、やっぱり人と会うって特別なんだな」って、改めて感じたんですよね。
目次
- 1. オンラインでつながる時代の“当たり前”
- 2. 「会ったことないのに親しい」って、どういうこと?
- 3. 「はじめまして」でも「はじめましてじゃない」
- 4. 言葉だけじゃ、やっぱり足りない
- 5. 信頼関係は「余白」から生まれる
- 6. リアルは、関係性を一段深める“きっかけ”
- 7. オンラインとリアル、どちらも大切にしたい
- 8. おわりに:つながる時代に、あえて“会う”意味
1. オンラインでつながる時代の“当たり前”
「リモートワーク」「Zoom会議」「オンライン商談」。
もはや日常の風景になりましたよね。
コロナ禍をきっかけに、わたしたちの働き方や人とのつながり方は大きく変わりました。時間や場所にとらわれない自由な働き方は、多くのメリットを生み出しました。通勤時間ゼロ、場所に縛られず全国の人とつながれる。これは本当に画期的なことです。
協会活動をされている方なんかは、地方在住でも全国規模で企画に参加できますし、営業の方にとっても移動の負担なく、効率的にお客様と商談ができる。そんな時代です。
とはいえ——。
2. 「会ったことないのに親しい」って、どういうこと?
オンラインで何度も顔を合わせて、会話も交わして、仕事も一緒にしている。でも、リアルで会ったことは一度もない。
今、こんな関係性って、けっこう多くありませんか?
実際、私もあります。毎月定例でミーティングしていて、SlackやLINEでもやり取りしているのに、リアルではゼロ距離。だけど、なんだかもう「顔なじみ」の感覚があるんですよね。
それってすごく不思議な感覚。けれど、リアルで会ったとき——
あの瞬間、すごかったです。
3. 「はじめまして」でも「はじめましてじゃない」
実際にリアルで初対面したとき、まさにその瞬間——
「あ、やっぱりあなたですね!」
って、なんとも言えない嬉しさが湧いてきました。
正直に言うと、オンライン上でのやり取りで十分な関係性ができていたつもりでした。でも、リアルでお会いしたその時の“腑に落ちる感覚”というか、「この人、こんな雰囲気の人だったんだ」という実感が、じわじわと胸に沁みてきたんです。
表情の揺らぎや、間のとり方、身のこなし、そして空気感——
これらは、テキストや画面越しではなかなか伝わりません。
4. 言葉だけじゃ、やっぱり足りない
オンラインは便利です。ほんと、すごく便利。
でも便利さの裏には、「情報の余白」があります。
例えば、オンライン会議中に沈黙があると、ちょっと気まずいですよね。でもリアルだと、その沈黙も“間”として成り立つことがある。相手が何かを考えてるな、とか、言葉を選んでいるな、とか、肌で感じ取れる。
言葉は重要だけど、言葉だけじゃ足りない。
そう思う場面って、意外と多いんです。
そしてその“足りない部分”を埋めてくれるのが、リアルな対面。
5. 信頼関係は「余白」から生まれる
「信頼関係の築き方」というテーマで検索すると、テクニック的なものがたくさん出てきます。
-
相手の話をよく聞く
-
フィードバックを丁寧に返す
-
適切なレスポンスをする
どれも正しい。でもそれだけじゃ、なんか物足りない。
実は信頼って、“余白”の中で育つんですよね。
たとえば、雑談のときにふと出た本音とか、ちょっとした仕草の変化に気づいたときとか。そこに「この人はちゃんと自分を見てくれてるんだな」って思えた瞬間、信頼ってグッと深まる気がします。
オンラインだと、その余白が削ぎ落とされがちなんです。
6. リアルは、関係性を一段深める“きっかけ”
「営業って、オンラインで十分じゃない?」
たしかに、最初のヒアリングやプレゼンはそれで済むこともあります。
でも、何か詰まりを感じたとき。
思ったように話が進まないとき。
どうしても心の距離が縮まらないとき。
そんな時に一度、リアルで顔を合わせてみると、驚くほど話が前に進むことがあります。
これは感覚論じゃなく、実体験です。
7. オンラインとリアル、どちらも大切にしたい
もちろん、全部リアルでやる必要はありません。
オンラインの良さは、効率性と柔軟性にあります。それは捨てちゃいけない。でも時々、「あえて会う」という選択をするだけで、関係性の深度は全然違うものになります。
リアルに会うって、ただそれだけで
「信頼を前に進める時間」になるんです。
8. おわりに:つながる時代に、あえて“会う”意味
今は誰とでも、どこからでも、つながれる時代です。
でもその「つながり」って、本当に心の奥にまで届いているでしょうか?
ちょっとだけ意識して、リアルの時間を作ってみる。
ちょっとだけ手間をかけて、顔を合わせてみる。
それだけで、関係性に“あたたかさ”が宿ることって、あります。
というわけで、
オンラインが当たり前になった時代だからこそ、
リアルの価値を、改めて見直してみませんか?
あなたのその一歩が、きっと誰かの心にも届くはずです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは、良い一日を!
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